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最少失点名古屋の34試合フル出場CBコンビに挑戦!C大阪から完全移籍の木本「自信がなければ来ていない」

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DF木本恭生も決意を新たに

 名古屋グランパスの昨季の失点数はリーグ最少。GKランゲラック、CBのDF丸山祐市とDF中谷進之介の3人は、過密日程の異例のシーズンにあって、全試合フルタイム出場を果たした。

 そんな強固な守備陣なDF陣にセレッソ大阪から実力派DF木本恭生が加わる。木本は静岡学園高、福岡大とアマチュアの名門でのプレーを経て、16年にC大阪に入団。身体能力の高さを生かした打点の高いヘディングを武器に、レギュラーCBとして活躍してきた。

 試合に出るためには競争に勝つことが必要。木本自身も「ポジションを奪うのはそう簡単ではない」と分かったうえでの移籍だと強調する。そのうえで「ポジションを取れない自信がなければ来ていない。徐々に信頼を勝ち取っていければなと思います」と気合十分に話す。

 また守備的ポジションならどこでもこなせることを武器としていきたい。ただボランチでの出場経験も持つが、あくまでも「自分の中ではCBで勝負したい」。チームからもまずはCBでの起用を言われているという。

「C大阪で成長出来ないわけではないけど、環境を変えることで成長したいということが一番の移籍の理由です」

 大卒プロ6年目での初の新天地。成熟期を迎えるクレバーDFが、リーグ最少失点コンビからレギュラーを奪うという最難関に挑戦する。

(取材・文 児玉幸洋)
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