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横浜FC新指揮官は札幌の四方田修平HCが就任! 北の大地に23年…「今回は、チャレンジしたい、しなければならない」

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横浜FC新指揮官に札幌の四方田修平ヘッドコーチ

 横浜FCは10日、北海道コンサドーレ札幌四方田修平ヘッドコーチ(48)が監督に就任したことを発表した。今季に監督を務めた早川知伸氏(44)はトップチームのコーチに就任する。

 四方田新監督は筑波大サッカー部のコーチを経て、1999年から札幌のコーチに就く。2004年から15年夏までは札幌U-18の指揮官を務めていた。15年夏からは札幌の監督に就任し、17年まで指揮。18年からはヘッドコーチを務めていた。

 横浜FCは来季から再びJ2へ。クラブ公式サイトを通じ、四方田新監督は「多くの方々に応援していただけるこのクラブの監督に選ばれて非常に光栄です。オファーをいただいたこの御恩を、必ずJ1昇格という結果でお返しできるよう全力を尽くします。一体感のあるチームを築き、アグレッシブな姿勢でシーズンを戦っていけるように、良い準備をしていきたいと考えています。7歳まで生まれ育った横浜に戻ることにも縁を感じています。ファン・サポーターをはじめ、チーム関係者、スポンサーの皆様、どうぞ応援よろしくお願いいたします」とコメントしている。

 また長きに渡り、携わった札幌の公式サイトでは、その思いを明かしている。

「大変急なお知らせとなりましたが、来シーズンより横浜FCの監督に就任することになりました。いつかは札幌を離れると思いながら23年。そのいつかがこんな急にやってきて、皆様方にきちんとご挨拶する場を持てなかったこと、大変残念で申し訳なく思っています」

「自分はいつでも北海道のサッカー界に恩返しをという気持ちで指導してきました。これまでの指導者人生の全てを捧げてきたコンサドーレ、住み慣れた北海道を離れるのは、とても一言では言い表せません」

「ただ今回は、チャレンジしたい、しなければならない、という気持ちが先に立ちこの決断に至りました。サポーターで埋め尽くされた札幌ドームでの試合が、苦しいことを全て忘れさせてくれるくらい大好きでした。遠いアウェイの地にもたくさんの赤黒のサポーターが応援に来てくれて力づけられました。いろんな思いを皆さんと共有させて頂き本当に有り難うございました。17年の最終戦での『四方田札幌』の声が今でも忘れられません」

「ユース時代には北海道212プロジェクトで各地域を回って指導したこと、北海道の指導者仲間と公式戦で互いに競い、そして夜遅くまでお酒を交わしながら育成について語り尽くしたことは僕の大きな財産です」

「野々村社長にはJリーグの監督にさせてもらいました。今でもユースの全国大会を離れ、二人で群馬から移動し、翌朝早朝の便で二人とも緊張して一睡もできない状態で記者会見に臨んだことを思い出します」

「三上GMは公私にわたって相談に乗ってもらい、常に支えてくれました。ユース、トップチームと長くやらせてもらえたのも全て三上さんのお陰です」

「ミシャさんにはこの4年間、プロの指導者としての厳しさや攻撃サッカーのエッセンスを学びました。こんな自分を受け入れて頂き本当に感謝しています」

「北海道での23年間、周囲の人たちに恵まれました。関わった選手、コーチをはじめとする各スタッフ、コンサドーレ社員の皆様、ここまでお世話になり有り難うございました。また会える日を楽しみにしています」

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