Jリーグクラブ内での新型コロナウイルス感染が広がっている。16日、横浜FC、FC町田ゼルビア、アスルクラロ沼津の各クラブの1選手が陽性判定を受けたという。

　横浜FCのクラブ公式サイトによると、トップチーム選手1名が陽性判定を受けた。当該選手は数日前から体調不良の傾向があり、15日朝に病院で抗原検査を実施したところ、陽性が確認された。同日のトレーニング終了後、全選手とスタッフにクラブ独自の抗原定性検査を実施。当該選手を除く全選手とスタッフの陰性を確認している。

　町田でも、15日にトップチーム選手1名が陽性診断を受けた。クラブ公式サイトによると、この診断結果によるトップチーム選手・スタッフおよびチーム関係者のJリーグ基準の暫定的な濃厚接触者は不在。体調不良などの症状も現時点で確認されていないという。

　沼津でも、トップチーム選手1名が陽性判定。クラブ公式サイトによると、当該選手には発熱などの症状もあり、医療機関でPCR検査を実施した結果、陽性が確認された。この件において、トップチーム選手1名が濃厚接触者として判定されており、その選手は現在体調不良や発熱などの症状はないが、保健所の指導のもとで隔離中だという。ほかの選手やチームスタッフ、クラブ関係者は、抗原定性検査の結果、全員陰性だという。

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