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GK西川周作がパリSG戦で「最も驚いたのは…」と挙げた意外な名前

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GK西川周作が挙げた選手の名は…

[7.23 親善試合 浦和 0-3 パリSG 埼玉]

 先発から前半終了まで45分間のプレーで2失点。前半16分にMFパブロ・サラビア、同35分にFWキリアン・ムバッペにゴールを決められたGK西川周作は、ワールドクラスのシュートに「クオリティーの差を感じた。実力の差を感じた」と現実を受け止めた。

「勝つ姿勢を見せる、失うモノはないから楽しもうぜといって試合に入った」(西川)と話したように、高いモチベーションでキックオフしたことは浦和が立ち上がりから複数の好機をメークしたことからも分かったが、松尾佑介のシュートがブロックされたシーンなど、全体を通じてパリSGが一枚も二枚も上だった。

 相手の攻撃面では「どの位置でもコースに必ず(シュートが)来る」ことに舌を巻いた。サラビアの先制シーンは一連の動きのスピードが素晴らしく、ムバッペのシュートについては「手が出ないところを狙ってきているのだと感じたシュートだった」という。

 ただ、最も驚いた選手として西川が挙げた名前は、意外にも「15番のDFダニーロ(・ペレイラ)」だ。味方の攻撃を最後尾から見ていて感じたのはカバーリングの広さ。「ムバッペ選手は異次元なところがあってみんなが驚いたと思うし、攻撃陣に目がいきがちだけど、僕としては15番の選手。行ったかなと思っても追いつくし、身体をぶつける。ああいうCBがいると前線の選手は守備をしなくても前にパワーを使える印象だった」という。

 0-3での敗戦は、力の差を痛感したことも含めて悔しい結果。それでも「全員が悔しい気持ち、実力の差を感じることができたのがきょうの収穫」と言い、前を向いた。

(取材・文 矢内由美子)
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