beacon

「ムバッペ、メッシ、ネイマールみたいな選手はJリーグにいないので」G大阪FW鈴木武蔵が感じた“収穫”

このエントリーをはてなブックマークに追加

FW鈴木武蔵

[7.25 親善試合 G大阪2-6パリSG パナスタ]

 約1週間前の大阪ダービーでガンバ大阪デビューを果たしたFW鈴木武蔵にとって、2試合目の相手はスター軍団パリSGだった。序盤のプレーでDFセルヒオ・ラモスを背中で制し、さすがの強さを見せたが、当の本人は「最初にセルヒオ・ラモスと当たった時にめちゃめちゃ強くて岩かと思った」と相手の強さに驚いていた様子。「衝撃がすごかった。やっぱり強いなと思った」と何度も述べ、スター軍団との対峙を振り返った。

 鈴木自身は前半45分間のプレータイムに終わり、ゴールは奪えなかった。試合後には「もっと自分が前に仕掛ける場面も欲しかったし、相手も背後へのケアとかルーズなところもあったので、もう少しチーム全体として前を意識してボールを運べていればもっとチャンスが作れたと思う」と課題を指摘。その上で「基本的な身体の能力も違うし、後半にムバッペ選手を見ていても僕が言うまでもないくらい速い。テレビで見ていた通りだなと感じた」とパリSGの選手から受けた衝撃を率直に語っていた。

 一方、チームの終盤の振る舞いには手応えも感じていたという。「後半の最後は押し込んでいたし、(相手の)メンバーも変わっていたとはいえチャレンジしていた。リーグ戦につながると思うし、つなぐ意識も少しずつ練習からすり合わせられている。みんなよく喋るし、コミュニケーションを取るし、それがパリ戦でもできたのが大きな収穫」。そう語った鈴木は「絶対にムバッペ、メッシ、ネイマールみたいな選手はJリーグにいないのでいい経験になった。リーグ戦につなげていきたい」と前を向いた。

(取材・文 竹内達也)
●フランス・リーグアン2022-23特集
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2022シーズンJリーグ特集ページ
●DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP