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“残留争い”は福岡に軍配! 清水を3-2で下し、暫定で降格圏を脱出

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2ゴールを挙げたFW山岸祐也

[9.17 J1第30節 福岡 3-2 清水 ベススタ]

 J1リーグは17日、各地で第30節を開催した。17位アビスパ福岡はホームで12位清水エスパルスと対戦。3-2で勝利し、暫定で降格圏を脱出している。

 一つの勝敗が残留・降格を分けるリーグ戦佳境。3連敗中の福岡と3試合ぶりの勝利を目指す清水が福岡県のベスト電器スタジアムで激突した。

 試合は前半29分に清水が先にスコアを動かした。左サイドでボールを受けたDF山原怜音がゴール前へクロスを送ると、低い弾道のボールにFWカルリーニョス・ジュニオとMFヤゴ・ピカチュウが走り込む。2人はボールに触ることができなかったが、そのままゴールに吸い込まれ、先制点を手にした。

 残留に向けて負けられない福岡は、前半の内に試合を振り出しに戻す。前半36分、ゴール前でフリーキックを得ると、キッカーを務めたMF中村駿が右足で直接叩き込んだ。さらに、同42分には、左サイドからのコーナーキックでゴール前が混戦状態となると、FW山岸祐也が左足でフィニッシュ。押し込むようにネットを揺らした。

 試合は福岡の1点リードで前半を折り返すと、後半開始早々に大きな追加点を挙げた。敵陣中央でFWルキアンが頭で山岸にボールを預けると、左斜めに走ってきたMFジョルディ・クルークスに縦パス。そのボールをクルークスがヒールパスで落とし、最後は山岸がゴール右に流し込んだ。

 先制から一気に3点を奪われた清水。それでも、後半13分にMFホナウドがペナルティーエリア内で倒されて得たPKをFWチアゴ・サンタナがど真ん中に沈めて、1点差に詰め寄る。試合終盤にかけて攻勢を強めた清水だが、後半40分のコーナーキックから放ったMF中山克広のシュートは福岡GK村上昌謙がビッグセーブ。福岡が3-2で逃げ切り、暫定で13位に順位を浮上させている。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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