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FC東京がホーム最多5万994人動員の新国立で勝利! レアンドロ超精密弾、アダイウトンのカウンター弾で京都を破る

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FC東京が4試合ぶりの白星

[9.18 J1第30節 FC東京 2-0 京都 国立]

 J1リーグは18日に第30節を行った。FC東京京都サンガF.C.の対戦は、FC東京がFWレアンドロとFWアダイウトンのゴールで2-0の勝利。クラブ史上最多動員を更新する5万994人が集結した国立競技場で、4試合ぶりの白星を手にした。

 今月はいまだ勝利がない9位・FC東京は今季二度目の新国立競技場でのホーム戦。直近の試合から先発は2人入れ替え、MF東慶悟とFWレアンドロが復帰した。4-3-3の布陣で、GKはヤクブ・スウォビィクで、4バックは左からDFバングーナガンデ佳史扶、DF森重真人、DF木本恭生、DF長友佑都を置く。アンカーは東、インサイドハーフはMF松木玖生とMF塚川孝輝が入った。前線3枚は左からレアンドロ、FWディエゴ・オリヴェイラ、FW渡邊凌磨となった。

 降格圏が近い16位の京都は鹿島アントラーズ、横浜F・マリノスと上位陣に勝ち切れず、今節はスタメンを2人変更。MF武田将平と6試合ぶり先発復帰のFWピーター・ウタカが起用された。4-3-3の布陣で、GKは上福元直人、4バックは左からMF佐藤響、DF麻田将吾、DF井上黎生人、DF白井康介が並ぶ。アンカーはMF川崎颯太で、インサイドハーフは武田とMF武富孝介。前線3枚は左からMF松田天馬、ウタカ、FW豊川雄太が入った。[両スタメン&布陣]

 京都は前半12分、PA手前から武田の左足ミドルでゴールを狙う。しかし、スウォビィクにキャッチされる。直後にはFC東京が連続攻撃。同13分、松木が左サイドにパスを出し、バングーナガンデがPA左にスルーパス。走り込んだレアンドロが深い位置から左足シュートを放つが、惜しくもゴール枠外でネットを揺らす。

 FC東京は前半17分にもチャンスを作る。松木が左サイドにパスを出し、レアンドロが前線へ。反応したD・オリヴェイラがシュートを放つも、麻田にクリアされた。京都は同20分、白井からパスを受けた豊川がPA手前から右足ミドル。しかし、再びスウォビィクのセーブに遭った。

 均衡が破れたのは前半28分。FC東京は、森重のパスを受けたバングーナガンデが左サイドからマイナス方向に折り返す。ボールを収めたレアンドロはPA左のライン上から右足シュート。ボールは鮮やかな放物線を描きながら、ゴール右のクロスバー、右のポストに当たり、そのままラインを割る。前節に続き、2試合連続ゴールとなった。

 前半はFC東京が1-0のリードで折り返す。京都はハーフタイムに交代カードを切る。ウタカを下げ、来週のU-21日本代表欧州遠征で初招集となった特別指定選手FW木村勇大(関西学院大)が投入された。さらに、後半6分には武富に代えてMF福岡慎平を出場させる。

 リードを保つFC東京は後半10分、D・オリヴェイラが股抜きから右サイドを突破。PA手前にパスを出すと、今度は松木がヒールでワンツーパス。再びボールを受けたD・オリヴェイラがPA内から左足シュートを放つ。しかし、GK上福元に阻まれた。

 攻勢を強めたい京都は後半12分に3枚目の交代カード。松田を下げ、FWパウリーニョを投入する。しかし状況は変わらず、その後もFC東京の陣地まで攻め込むことができない。22分には武田の負傷によりMF金子大毅が入り、同タイミングで豊川に代わってMFアラン・カリウスが出場した。

 FC東京はメンバー交代で追加点を狙う。後半24分、レアンドロとD・オリヴェイラを下げ、FWアダイウトンとFWルイス・フェリッピを投入。30分にはバングーナガンデと塚川に代え、DF中村帆高とMF三田啓貴が入った。

 京都は後半32分に反撃。右サイドからのFKは不発に終わるが、敵陣近くで金子がボールを奪う。PA右からグラウンダーのクロスを上げるも、味方には合わない。すると直後にFC東京がカウンター。三田の左足ミドルはGK上福元にはじかれるが、こぼれ球をアダイウトンがしっかり決める。2-0と点差を広げた。

 試合はそのまま終了。FC東京は2001年のJ1リーグ1st第13節・鹿島戦で記録した4万8521人を超えるホーム史上最多のサポーターの前で、4試合ぶりの勝利を収めた。

(取材・文 石川祐介)
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