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群馬が5発ゴールショーでJ2残留確定! 敗れた岩手は“J3自動降格圏”の21位以下が決定

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[10.16 J2第41節 群馬 5-1 岩手 正田スタ]

 J2リーグは16日、各地で第41節を開催した。20位ザスパクサツ群馬はホームで22位いわてグルージャ盛岡と対戦し、5-1で大勝。J2残留を確定させた。敗れた岩手は、J3自動降格圏の21位以下が決定。J3の上位2チームにJ2クラブライセンスが交付された場合、降格となる。

 今季のJ2リーグも残り2節となった。勝利で残留が決まる群馬と、残留に向けて6ポイント奪取が絶対条件の岩手。勝敗が運命を分ける一戦は、立ち上がりから意地と意地がぶつかった。前半12分には、群馬が左サイドから攻撃を仕掛けると、MF高木友也の低い弾道のクロスにFW北川柊斗がニアサイドで合わせる。しかし、シュートは枠を捉えることができなかった。

 それでも、先に試合を動かしたのはホームの群馬。ペナルティーエリア内に高く入れられたボールをMF岩上祐三が頭で繋げると、MF加藤潤也が相手を背負いながら粘ってゴール前へ。最後は、北川が押し込むようにゴールを決めて先制に成功した。

 勝利に2点が必要となった岩手は、前半31分にMF和田昌士の左サイドからのクロスにFWブレンネルが頭で合わせるも、シュートは大きく枠を外れる。前半終了間際には、群馬に決定機を作られるもGK松山健太がビッグセーブ。試合は、群馬の1点リードで前半を折り返した。

 後半に入ると、立ち上がりに群馬が追加点を挙げる。同12分、右サイドから蹴り込まれたコーナーキックをDF畑尾大翔が頭で落とすと、加藤が反転気味に右足でシュート。点差を広げた。ただ、岩手もそこに食らい付く。同15分にフリーキックから途中出場のFWクリスティアーノがヘディング弾。1点を返した。

 しかし、群馬がすぐさま点差を広げる。後半16分、キックオフのボールを下げて試合を組み立てると、背後から蹴り込まれたボールにFW長倉幹樹が抜け出す。右サイドから自ら持ち込むと、GKの頭上を越す華麗なループシュートでゴールネットを揺らした。

 さらに、岩手は後半23分、右サイドからのコーナーキックに畑尾が豪快に頭で合わせて追加点。完全に勢いに乗ると、同29分には、途中出場のFW平松宗がペナルティーエリア手前で浮き球をコントロールし、そのまま右足を振り抜いてゴール左に突き刺した。試合は大量得点の群馬に軍配。5-1で岩手を下し、J2残留を勝ち取った。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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