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磐田のJ2降格が決定…遠藤保仁5戦ぶり先発起用もG大阪の2ゴールに沈む

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磐田のJ2降格が決定

[10.29 J1第33節 G大阪 2-0 磐田 パナスタ]

 ジュビロ磐田のクラブ史上3度目となるJ2降格が決まった。

 J1第33節が29日に開催され、18位の磐田は敵地で17位ガンバ大阪に0-2で敗戦。1試合を残してJ2自動降格圏内の17位以下が確定した。

 勝ち点4差で迎えた残留争いの直接対決。引き分け以下で降格が決まる磐田は、古巣G大阪とのアウェー戦が移籍後初となるMF遠藤保仁を5試合ぶりに先発起用した。

 磐田はボールを握るG大阪の攻勢を受ける中、前半29分にGK東口順昭のミスを突いて波状攻撃を仕掛けるが、決め切ることはできない。

 対するG大阪は前半41分に決定機を迎える。FW宇佐美貴史がペナルティエリア内左でドリブルを仕掛けてクロスを入れ、GK三浦龍輝に弾かれると、そのこぼれ球にゴール前のMF小野瀬康介が反応。しかし、左足のシュートはクロスバーを越え、0-0で前半終了となった。

 後半もG大阪がゴールに迫る一方で、磐田もチャンスを増やしていく。後半12分に遠藤が右足でミドルシュートを放つも、枠外へ。同14分には遠藤ら複数人が絡んだパスワークから、ペナルティエリア内右のMF鈴木雄斗がワンタッチで折り返す。フリーで中央へ顔を出した遠藤が右足で合わせるが、シュートはクロスバーの上に外れた。

 すると後半21分にG大阪が均衡を破る。MF食野亮太郎がバイタルエリアでMF山本悠樹のパスを受け、DF大井健太郎をかわし切らずに左足で股抜きシュート。ゴール右に吸い込まれ、今夏の復帰加入後2得点目を挙げた。

 さらに後半28分、MF齊藤未月がヘディングでつないだボールにボックス内中央のFWパトリックが反応。オーバーヘッド気味に右足で合わせてネットを揺らし、2戦連発となる今季5得点目を記録した。

 苦しい展開となった磐田は最後までゴールを奪えず、0-2でタイムアップ。最終節を前に1年でのJ2降格が決定した。G大阪はホームで4か月ぶりの白星を飾り、残留圏内の15位に浮上。最終節はアウェーで鹿島アントラーズと対戦する。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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