Jリーグは6日、川崎フロンターレのFWマルシーニョが10・11月度のJ1リーグ月間MVPを受賞したと発表した。

　初受賞となったマルシーニョは、10月と11月に開催されたJ1リーグ5試合に出場し、3ゴール3アシストを記録。最終節まで優勝争いを演じた川崎Fの攻撃をけん引した。宮本恒靖委員は「常に仕掛けることで相手の脅威となっている」と評価。窪田慎二委員は「10・11月は5試合で3ゴール3アシストの大活躍。スピードあふれる左サイドの突破からの得点とチャンスメイクでチームの優勝争いに大きく貢献した」と活躍ぶりを絶賛した。

　またJリーグは同日に10・11月度の月間優秀監督賞も発表。川崎Fの鬼木達監督が今季2度目、通算6度目となる受賞を果たした。北條聡委員は「残り4試合時点で首位と勝点8差という絶望的な状況からの鮮やかな巻き返し。選手たちを奮い立たせる心理マネジメントの妙、勝負どころで流れを引き寄せる采配など、見事なベンチワークを披露した」と評価している。

　横浜FMの3年ぶりリーグ制覇で幕を閉じた2022シーズンのJ1リーグ。明日7日には、「Jリーグアウォーズ」が行われ、今季の最優秀選手賞とベストイレブンが発表される。

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