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J最優秀主審賞は佐藤隆治氏!!「個人的には辛いことや、胸を抉られるようなことも…」カタールW杯落選乗り越え4年ぶり受賞

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聳城巧氏と佐藤隆治

 Jリーグは7日、年間表彰式『Jリーグアウォーズ』を開催し、最優秀主審賞には国際主審の佐藤隆治氏が選ばれた。佐藤氏は2018年以来、4年ぶり2回目の受賞となった。

 佐藤氏はセレモニーの壇上で「2022年シーズンはコロナ禍で少しずつ着実にサッカーが日常に戻りつつあり、シーズン半ばから声出し応援が認められるようになって、選手・監督と同じようにピッチに立っている審判員にとっても嬉しいことでした。熱狂的なピッチの上で笛を吹けることにあらためて幸せを感じました」と今季を振り返った。

 一方、佐藤氏はカタールW杯の審判員から落選。2018年のロシアW杯では主審の割り当てがなく、またしても夢が絶たれる結果となった。「個人的には辛いことや、胸を抉られるようなことも正直あったんですが、下を向くことなく、前を向いて1試合1試合大事にやってきた結果、素敵な賞をいただくことができて、少しだけですが自分が誇らしく思います」と声を詰まらせながら心境を吐露。「この賞に甘んずることなく、高い目標を持ってチャレンジしたいと思います」と決意を語った。

 また最優秀副審賞は聳城巧氏が初受賞を果たした。「細かいミス、まだまだ改善しないといけないこともあったと思いますが、全体的に見て審判員として良いパフォーマンスが出せたのかなと思います。この現状に満足することなく、もっともっと上を目指して頑張って行きたいと思います。妻や子供たち、家族のみんな、JFA、Jリーグ、ファン・サポーターの皆さんにもありがとうございます」と喜びを語った。

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