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湘南MF古林将太が契約満了「再びベルマーレに帰ってこられるように」

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MF古林将太が契約満了

 湘南ベルマーレは9日、MF古林将太(31)との契約が満了となり、2023シーズンの契約を更新しないことを発表した。

 湘南の育成組織出身の古林は2010年にトップチーム昇格。ザスパ草津(現ザスパクサツ群馬)、名古屋グランパス、ベガルタ仙台でのプレーを経て2019年に湘南へ復帰した。今季はJ1リーグ戦6試合に出場。ルヴァン杯では5試合、天皇杯では2試合に出場した。

 退団にあたってクラブ公式サイトを通じ、「小学3年生の時にベルマーレのサッカースクールに入ってからアカデミーで育ち、プロになることができました。移籍もありましたが、湘南ベルマーレで19年間という長い間、お世話になりました」と感謝。「どういった形であれ再びベルマーレに帰ってこられるように、今後も頑張り続けます。本当にありがとうございました」と述べた。

以下、クラブ発表プロフィール

●MF古林将太
(こばやし・しょうた)
■生年月日
1991年5月11日(31歳)
■出身地
神奈川県
■身長/体重
173cm/70kg
■経歴
湘南ジュニア-湘南Jrユース-湘南ユース-湘南-草津(現群馬)-湘南-名古屋-仙台-湘南
■代表歴
2009年:U-18日本代表
2010年:U-19日本代表
■出場歴
J1リーグ:197試合6得点
J2リーグ:76試合4得点
カップ戦:40試合3得点
天皇杯:18試合
■コメント
小学3年生の時にベルマーレのサッカースクールに入ってからアカデミーで育ち、プロになることができました。移籍もありましたが、湘南ベルマーレで19年間という長い間、お世話になりました。
全てを教わったチームです。本当に感謝しかありません。
ずっとベルマーレで引退するのが夢でしたし、クラブを支える存在になりたいと思っていました。
でも、自分たちが身を置いているのは勝負の世界ですし、今後どういった道に進むのかは分かりませんが、自分の中で整理をして気持ちを切り替えて進んでいきたいと思っています。
眞壁会長、水谷社長をはじめスタッフの皆さんには小さい頃からずっと支えていただきました。何度も言いますが、一番にくるのは感謝の気持ちです。
また、サポーターの皆さんは自分にとって本当に大きな存在でした。2019年にベルマーレに帰ってきて、1年目はなかなか調子が上がらなかったですが、そんな中「コバショウなら大丈夫だ」といった声をたくさん掛けてもらい、皆さんの声や思いに支えられて自分らしくプレーすることができました。
そして、僕自身がホームタウン出身ということもあり、湘南地域の皆さんにも常に支えていただき、いろいろな場所で「コバショウ、コバショウ」と声をかけてもらいました。そういった皆さんにとって、最後までカッコいいコバショウでいられるように、しがみついてプレーし続けることも大切なのかなと思っていますし、こういう時こそ人間として大きくなれると思っています。
今年の一年は、なかなかシーズンを通して試合に出場することができず、苦しい時間も長かったですが、本当にサッカーが楽しかったし、自分の中では今後に繋がる姿勢を見せられたと思っています。
長い人生、今の一瞬に左右されずに前を向いてやるしかないと思っています。
どういった形であれ再びベルマーレに帰ってこられるように、今後も頑張り続けます。
本当にありがとうございました。

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