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明治大から13年連続Jリーガー!“伝説の寮”は今季でお別れ…来春から競走部と合同合宿所に

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明治大で6選手のJリーグ内定会見が行われた

 明治大が22日、 Jリーグ加入内定選手合同記者会見を行った。

 今年はJ王者の横浜F・マリノスにMF木村卓斗(4年=横浜FMユース)が進むなど、6人がJリーグ入りを内定。父親の元日本代表DF遠藤雅大氏も在籍した横浜FCに進むGK遠藤雅己(4年=桐蔭学園高)は、「W杯でサッカーの魅力を改めて知った。日本代表だけじゃなくても、生きる活力を与えられるような選手になりたい」と決意を新たにした。

 来季からは新たな環境で強化が進められることになる。これまで明治大の多くの部員は、八幡山グラウンドに併設されたサッカー部専用の合宿所で集団生活を行ってきた。8人、16人が一つの部屋で暮らす名物寮とだったが、老朽化もあって閉鎖されることになった。

 新合宿所は23年春、八幡山グラウンド近隣地に竣工予定。競走部が合同で使用する合宿所となる。新たな拠点は学業にも集中できる十分な学習スペースを確保した2人部屋となり、トレーニングルームやミーティングルームも完備されることから、これまで以上の成果が出ることが期待されている。

 伝統が刻まれた伝説の寮とは今季限りでお別れとなる。横浜FCに入団する主将DF林幸多郎(4年=鳥栖U-18)が、「寮が変わってしまって、その経験が出来ない後輩がかわいそうだなと思う」と話したように、明治大サッカー部OBにとっては、かけがえのない経験になっている。

 自身も学生時代に寮生活を経験した栗田大輔監督も「イメージしてもらうと寝台列車。この代が最後の寮生になる」と哀愁を滲ませる。しかしコロナ禍もあって、現状の寮生活を継続させることが難しくなっていたことも事実。栗田監督は改めて「サッカー部をサポートする環境」への感謝を述べることも忘れなかった。

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