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長崎生え抜き22歳DF江川湧清がG大阪に完全移籍!「W杯を観て挑戦を決断」長崎は清水DFヴァウドと広島DF今津を補強

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 V・ファーレン長崎は28日、清水エスパルスからDFヴァウド(30)と、サンフレッチェ広島からDF今津佑太(27)が完全移籍で加入すると発表した。一方で今季J2で32試合に出場したDF江川湧清(22)のガンバ大阪への完全移籍も合わせて発表している。

 ブラジル人のヴァウドは20年に来日し、清水で3シーズンをプレー。J1で通算70試合7得点を記録しているが今季は7試合1得点。今津も広島で今季はリーグ戦5試合の出場にとどまっていた。

 江川は長崎U-18出身。プロ4年間でJ2リーグ戦79試合に出場。今季は32試合に出場していた。生え抜きDFはクラブを通じ、長文メッセージを残し、惜別している。

以下、江川のコメント
「この度、ガンバ大阪に移籍することになりました。U-18での3年、プロになってからの4年間、V・ファーレン長崎に関わるすべての皆さまに本当にお世話になりました。いつも温かいご声援ありがとうございました。

僕がU-18から昇格したのが、クラブ史上2人目で、まだ歴史が浅い中、地元長崎でプロキャリアがスタートしました。

1年目はシーズン始まる前に大怪我をしてしまい、たくさんの辛い思いをしましたが、その怪我があったからこそ大きく成長でき、今の自分があると思っています。

2年目からは少しずつ試合に出るチャンスをもらい、Jリーグデビューした時の緊張感は今でも覚えています。その中で自分の実力を知り、プロサッカー選手として活躍することの楽しさと同時に厳しさを学びました。

3年目はシーズン途中から主力として試合に出させていただくようになり、自信がついたシーズンでした。

4年目のシーズンは副キャプテンも任されました。今年は開幕からスタメンで試合に出させていただき、今シーズンこそチームの目標である『J1昇格』を胸に戦ってきました。しかし今シーズンも目標を達成することができず、悔しい気持ちとファン・サポーターの皆さん、V・ファーレン長崎にご支援いただいた方々に申し訳ない気持ちでいっぱいです。そのような状況で移籍するというこの決断は、自分にとって簡単なものではありませんでした。

V・ファーレン長崎での7年間は自分を大きく成長させてくれましたし、このクラブで『J1に行きたい』という気持ちは本当にありました。しかし、今回のワールドカップを観て、『自分もあの舞台に立ちたい」『もっと成長したい」という想いが強くなり、そのためには、まず日本のトップであるJ1で活躍して、結果を残さないとダメだと思いました。だからこそ今、J1でプレーできるチャンスをもらった以上自分は挑戦するという決断をしました。この決断を尊重してくださったクラブには本当に感謝しています。

自分にとって大きな決断で苦しい時間も多くなるとは思いますが、絶対結果を出して恩返ししたいと思います。そして、色々な人に夢や希望を与え、応援したいと思われる選手になれるよう頑張ります。また皆さんに会える日を楽しみにしています。本当にありがとうございました」

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