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米田隼也が2発!! 長崎は後半AT5分の勝ち越し弾で磐田を撃破、5試合ぶり白星

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[5.27 J2第18節 長崎 2-1 磐田 トラスタ]

 J2リーグは27日、第18節を開催した。トランスコスモススタジアム長崎では、5位V・ファーレン長崎と6位ジュビロ磐田が激突。長崎が2-1で勝利した。

 ここ4戦未勝利の長崎と5戦無敗の磐田の一戦。試合は立ち上がりから一進一退の展開となった。磐田は前半2分、左サイドのDF松原后が早めにゴール前にボールを入れると、走り込んだMF藤川虎太朗がヘディング弾。しかし、シュートはGK波多野豪の正面にいき、決めきることができない。

 対する長崎は前半4分、最終ラインでボールを持つ磐田に前線からプレッシャーをかけると、FWエジガル・ジュニオが奪ってショートカウンターへ。左足を振り抜いたが、シュートはクロスバーを叩いた。その流れから立て続けに攻撃を仕掛けるも、MF秋野央樹のシュートはDFリカルド・グラッサがブロック。こちらも決めきることができなかった。

 磐田は前半15分、右サイドの藤川が狭いところでボールを受けると、ペナルティエリア内へ切り込み左足でシュート。ゴールニアサイドを狙ったボールは波多野が弾き出した。長崎は同29分にエジガル・ジュニオが頭で狙うも、シュートは枠の外。試合はスコアレスで前半を折り返した。

 迎えた後半も激しい攻防が続くち、同26分にスコアが動く。最終ラインのMF増山朝陽から前線へボールが入ると、エジガル・ジュニオの落としをMF鍬先祐弥がさらに前へ。そこに走り込んでいたDF米田隼也がワンタッチで相手を剥がすと、左足でゴール右に流し込み先制点を挙げた。

 1点ビハインドとなった磐田だが、すぐさま試合を振り出しに戻す。最終ラインから組み立てる長崎に対して前線から奪いにいく磐田は、増山が波多野に下げたボールをFWジャーメイン良が全力で追いかける。スライディングでボールを引っ掛けると、そのままゴールへ吸い込まれ同点となった。

 長崎は後半45分、右サイドのフリーキックからDFヴァウドがヘディングで狙うも、シュートは僅かにゴール左。磐田は途中出場のFWファビアン・ゴンザレスをターゲットに逆転ゴールを目指したが、こちらも思惑通りにはいかなかった。

 すると、後半アディショナルタイム5分にホームチームが勝ち越し弾。長崎は右サイドから攻撃を仕掛けると、増山のクロスをFW都倉賢が折り返したところに米田。ゴール前で詰めるように決めてこの試合2点目を奪った。長崎は試合終了間際の得点で2-1で勝利。5試合ぶりとなる白星を飾った。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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