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C大阪が2発完封勝利で3連勝! 横浜FCは3試合ぶり黒星

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先制点を奪ったFW為田大貴

[5.28 J1第15節 C大阪 2-0 横浜FC ヨドコウ]

 J1リーグは28日、各地で第15節を開催した。7位セレッソ大阪はホームで16位横浜FCと対戦。2-0で勝利した。

 リーグ戦2連勝中の両チームの戦い。互いに思惑は違えど、もちろん勝ち点3を積み上げたい一戦。試合は立ち上がりからホームチームが攻勢に出た。C大阪はFWレオ・セアラをターゲットに攻撃を仕掛けると、横浜FCはGKスベンド・ブローダーセンを中心に守備陣がしっかりと抑える。激しい攻防が続いた。

 C大阪は前半28分、GKキム・ジンヒョンのスローからカウンター開始。自陣ハーフライン付近でボールを受けたMF香川真司がワンタッチで前線へ送ると、FW為田大貴、MF奥埜博亮が頭で繋ぎ、最後はFWジョルディ・クルークスが左足を振り抜いた。しかし、シュートはゴール左のポストに直撃。先制点とはならなかった。

 さらにC大阪は前半33分、右サイドでフリーキックを得ると、J・クルークスが蹴り込んだボールでゴール前が混戦状態に。DF鳥海晃司のシュートは相手のブロックに遭い、そのこぼれ球を拾った奥埜のシュートは枠を大きく外れた。

 試合の主導権を握るも、ゴールが遠いC大阪。それでも、前半43分にスコアを動かす。右サイド高い位置で香川が起点になると、その落としをDF毎熊晟矢がゴール前へ。ファーサイドに流れたところを為田が頭で叩き込み、ゴールネットを揺らした。

 良い時間帯で先制点を奪ったC大阪は、そのままの勢いで後半も攻勢に転じる。対する横浜FCは、最前線のFW小川航基のところにボールを入れたいが、C大阪の堅い守備に苦戦。両チームは後半15分に選手交代を行い、C大阪は為田に代えてFWカピシャーバをピッチへ。横浜FCはMF三田啓貴、MF坂本亘基、MF近藤友喜の3枚を投入した。
 
 横浜FCは後半34分に敵陣でボールを奪ってカウンターから相手ゴールに迫るも、小川のシュートは大きく枠の外。うまく反撃に出れないまま時間だけが過ぎると、C大阪が追加点を奪う。同40分、左サイドから攻撃を仕掛けるC大阪は、カピシャーバがさしたパスがテンポよく繋がり、再びカピシャーバの元へ。ペナルティエリア内左で受けると、ゴール前に転がしたボールにMF中原輝が滑り込むように合わせてネットを揺らした。

 勝利へ3点が必要な横浜FCは試合終盤にかけて攻撃の手を強めるも、キム・ジンヒョンが立ちはだかる。試合は2-0のままタイムアップを迎え、C大阪が3連勝を飾った。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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