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Jリーグ観戦は「疎外感」を感じる?川淵三郎氏の投稿に議論が白熱

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 初代Jリーグチェアマンの川淵三郎氏がこのほど行ったつぶやきが議論を呼んでいる。

 川淵氏はツイッター(@jtl_President)で野々村芳和現Jリーグチェアマンらと一緒に、プロ野球・北海道日本ハムファイターズが北海道北広島市に建てた新球場のエスコンフィールドHOKKAIDOを訪れたことを報告。「その重量感と壮大さ、左右対称とは真逆の変幻自在な観客席、真緑の綺麗な芝生のグランド、中に入ると雰囲気のあるレストラン、とてつもなく広いキッズランド、全て度肝を抜かれた。凄い」と感激した様子を伝えた。

 そこで設計や建設に関わった前沢賢統括本部長からJリーグについて指摘を受けたことを紹介。「Jリーグを見に行った時何か疎外感を感じだ、こういう雰囲気を作ってはダメだと思ったという話に衝撃を受けた。その鋭いご指摘に共感すると同時にJリーグ全体として分析する必要があると思った(原文ママ)」と私見を述べた。

 このツイートが拡散されると、「疎外感」という言葉にフォロワーらが反応。川淵氏も「"疎外感"という言葉に100万人以上の皆さんが反応されたことに驚いた」と追加で投稿すると、「会長の時皇后杯の決勝でも殆ど観客が入らなかった。元日の天皇杯の前ならついでの観客が来てくれるのではと午前中に行ったところ飛躍的に増えた。VIP席の前に陣取った応援団に、多くの人に来てもらってよかったでしょうって言ったら、数が少なくても僕らだけで応援したいのにと言われて愕然とした」と経験談をもとに、説得力を持たせた。

 これには「『疎外感』がホームチーム優遇から生じるものだとしたらですが、これは日本のプロ野球よりJリーグの方が、1試合の重要性が高く、真剣さ、勝利への渇望が強いために起きる事ではないかなと。悪い事では無いように思いますし、無理に無くそうとしてはいけないと思いますね」といった意見がみられた一方で、「応援団擁護やニワカはいらないといったリプライが複数ついていることに驚き。Jリーグの限界が見えるな」「ニワカは要らないって奴はスポーツというか、ビジネスを舐め過ぎ。ニワカが居ない=衰退よ」と寄せられるなど、議論が白熱している。


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