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6月のJ1月間MVPは神戸FW武藤嘉紀!!「全く予想していなかったので驚きました」J2は町田FWエリキ

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FW武藤嘉紀(神戸)

 Jリーグは18日、「2023明治安田生命Jリーグ KONAMI 月間MVP」の6月度の受賞選手を発表し、J1はFW武藤嘉紀(神戸)、J2はFWエリキ(町田)、J3はFW佐々木陽次(富山)がそれぞれ受賞した。エリキは2・3月度に続いて今季2度目の受賞。武藤、佐々木は初受賞となった。

 武藤は6月の国際Aマッチウィーク前後に行われたJ1リーグ戦2試合で2ゴール2アシスト。選考委員からは「ハードワークを続けており、神戸の好調要因の大きなひとつ。ウイングのポジションでゴールから遠い位置 だがアシストだけでなく得点も取れている」(槙野智章氏)、「攻守問わず、ハイレベルな活躍。2得点2アシストは言うに及ばず、プレスを含む高強度の守備も見事だった」(北條聡氏)といった理由が挙げられた。

 武藤はJリーグを通じて「6月度の月間 MVPを受賞できて、とてもうれしく思います。 アシストもゴールもチームメイトがいないとできないですし、この受賞もチームのみんながあってこそのことなので、本当にみんなに感謝しています。受賞自体は全く予想していなかったので、自分が受賞と聞いたときは驚きました。チームとしては、大迫選手が前月に受賞をしており、それに続けたのでこの点もうれしかったです。チームとしても個人としても大事なのは、自分たちが最後にどの順位にいるかということなので、引き続き良いプレーをしてチームを引っ張っていきたいと思います」と喜びを伝えている。

 J2は4ゴール4アシストのエリキ。選考委員の佐藤寿人氏は「チーム総得点の8ゴール全てを導いた活躍は群を抜いていた。ゴールの可能性があまりないシーンでも得点を奪い切った。シーズン序盤ではなくエリキ選手対策が取られている時期のこの数字は素晴らしい」と称賛を送った。エリキは「私のサッカー人生の中でも幸せな経験で、受賞できたのは、ファン・サポーターの皆さんの応援があってこそだと思います。また監督をはじめチームスタッフ、チームメイトのみなさん、パートナー企業の皆さまがいなけらば、なしえなかったことです。本当に皆さんに心から感謝しています」と感謝を述べた。

 J3では4ゴール2アシストの佐々木が受賞した。選考委員の平畠啓史氏は「初スタメンから今季初ゴール。そして、6月4ゴール2アシストの活躍。富山出身の佐々木がトップ下で攻撃を牽引。吉平翼や高橋駿太とも好連携」と理由を挙げた。佐々木は「数多く素晴らしい選手がいる中、受賞できたことを大変嬉しく思います。チームとして J2 復帰の目標を達成できるように、そして多くの方々に支えてもらいながらになりますが、 個人としても活躍していけるよう、これからも頑張っていきたいと思います。J2復帰には、ここからが大事な試合になってきます。これをきっかけに、カターレ富山に注目してくれる人が増え、スタジアムがさらに盛り上がると嬉しいです」と伝えている。

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