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J3岩手加入のDF那須大亮、異例の現役復帰は“1週間限定”に「自分の可能性にも挑戦したい」

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DF那須大亮

 いわてグルージャ盛岡で4年ぶりにJリーグでの現役復帰が決まったDF那須大亮(41)が15日夜、自身のYoutubeチャンネルを更新し、岩手でプレーする期間は1週間限定であることを明かした。19日のJ3第23節・愛媛FC戦に向けてトレーニングを行い、試合出場を目指すという。

 那須は岩手の練習場から動画に出演。「皆様にご報告があります。いわてグルージャ盛岡に完全移籍し、プレーヤーとして加入することになりました。期間としては1週間と限られた期間なんですが、今回4年ぶりにJリーガーとして、プロサッカー選手として、また日々奮闘させていただくということになりました」と報告した。

 岩手に加入することに至った経緯にも言及。「秋田(豊)社長と松原(良香)監督から、以前からチームを盛り上げてほしいということでお話はいただいていました。もちろんタイミングを見つつというところだったんですが、今回このタイミング、週末に愛媛FC、現在J3リーグ1位のチームとの試合があります。このタイミングでプレーヤーとしてどうだという話をいただきました」とし、「現役引退して4年が経つので考えさせていただいたんですが、もう一度プレーヤーとして限られた期間ですが、挑戦してみたいという思いに最終的には至りまして、この度、実際に昨日(14日)メディカルチェックも全て終えて、登録もして、週末のJ3リーグに出られる状況にはなっています」と現在の状況を明かした。

 続けて那須はシーズン途中の1週間という限られた時間でチームに入ることの難しさ、他の選手やコーチングスタッフの思いにも触れつつ、「僕が加入してどうこうなるとはすぐに思っていませんが、チームが変わるためには何か火種が必要だと思っていますし、少しでも変わる“一躍”になれればということで、今回プレーヤーとしても挑戦させていただくこと、それが以外も関係者の橋渡し、つなぎ役はできると思っているので、チームを盛り上げるために、一番は週末の試合に勝つために挑戦させていただくという思いで今日からの練習、一生懸命頑張りたいと思っています」と決意を語った。

 2019年にヴィッセル神戸で現役を引退し、41歳での電撃復帰。那須は「現在41歳。同世代もだいぶ減ってきて、現在プレーヤーとしては松井大輔、茂庭(照幸)、山瀬功治と、同世代でも何人か現役で頑張っている選手もいるんですが、だいぶ減ってきました。オールドルーキーとして同世代にもたくさんの勇気を届けたいし、何歳になっても、いつまで経っても可能性というものには限りはないと思っているので、自分の可能性にも挑戦したいとは思っています。非常にワクワクしている部分もありながら、かなりドキドキしています。4年ぶりの現役復帰なので。プレーヤーとしてプレーの部分で、技術で魅せる系のタイプではなかったので、どちらかというと闘志溢れるというか、闘いながらチームを巻き込んで、選手たちを巻き込んで闘うタイプのプレーヤーだったのでそういう部分も見せつつ、引退後いろんな経験をさせてもらっているのでそこの部分を選手たちに伝えられるように頑張っていきたいと思っています」と意気込みを語っている。


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