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原大智がJ復帰後初ゴール!福田心之助も“恩返し”弾! 太田PKストップで流れ引き寄せた京都、最後はパトリックで突き放し札幌に3-0圧勝

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FW原大智が初ゴール

[8.19 J1第24節 京都 3-0 札幌 サンガS]

 J1リーグは19日、第24節を各地で行い、京都サンガF.C.北海道コンサドーレ札幌に3-0で圧勝した。前半40分に緊急出場となったFW原大智がPKで初ゴールを挙げると、後半28分に札幌U-18出身のDF福田心之助が追加点。最後はFWパトリックのゴールでも突き放し、ホームで圧勝を果たした。

 試合が動いたのは前半37分だった。アクシデントのFW木下康介に代わって投入されていた原がポストプレーから速攻を仕掛け、DF三竿雄斗の浮き球スルーパスに抜け出すと、GK大谷幸輝のファウルを受けて転倒。PKを獲得した。キッカーは原。冷静にゴール中央に沈め、アラベスからの加入3試合目で待望の初ゴールを記録した。

 一方の札幌も前半アディショナルタイム2分、右サイドをえぐったMFルーカス・フェルナンデスの折り返しにMF青木亮太が合わせ、右足シュートがクロスバーに直撃。だが、その直後、こぼれ球を処理しようとした原のハンドがVARによって確認され、札幌にPKが与えられた。だが、キッカーのFW浅野雄也のキックはGK太田岳志に止められ、両チームのPKで明暗が分かれた。

 後半はホームの大声援を受けた京都が得点を重ねた。まずは後半26分、右からのスローイン攻撃は不発に終わったが、高い位置でボールを奪い返し、二次攻撃をスタートさせると、FW豊川雄太のクロスのこぼれ球に反応した福田が角度のないところから積極的に切り返して左足シュート。これが大谷の手を弾いてゴールマウスに入った。

 さらに京都は後半アディショナルタイム、札幌DF岡村大八の不用意なパスを途中出場のMF谷内田哲平がカットし、ショートカウンターからパトリックが仕上げの3点目。エースの今季10ゴール目で圧勝に花を添え、京都が唯一の降格圏となる最下位18位・湘南との勝ち点差を9に広げた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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