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足踏み続く名古屋、札幌に引き分け5戦勝ちなし…関西学院大MF倍井謙がJ1デビュー

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[9.23 J1第28節 名古屋 1-1 札幌 豊スタ]

 J1リーグは23日、第28節を各地で行い、名古屋グランパス北海道コンサドーレ札幌と1-1で引き分けた。名古屋は勝ち点で並んでいた浦和、鹿島を抜いて暫定3位に浮上したが、直近5試合勝ちなし(2分3敗)で優勝争いにおいては痛い足踏みとなった。

 ホームの名古屋は前節の福岡戦(●0-1)から先発2人を変更。前節はA代表からの帰国直後だったMF森下龍矢が先発に復帰し、FW前田直輝が復帰後初先発となった。一方の札幌は前節の湘南戦(●0-1)から3人を入れ替え、DF岡村大八、MF駒井善成、MF小林祐希が新たに入った。

 試合は札幌が優勢に立ったが、先に試合を動かしたのはGKランゲラックの活躍で均衡を保ったホームの名古屋だった。後半5分、DF中谷進之介のロングフィードをFWキャスパー・ユンカーが巧みに収めると、札幌DF中村桐耶を抜き去ってゴール前に侵入。最後はGK高木駿との対峙となったが、冷静にかわして右足でネットを揺らした。

 それでも後半21分、札幌が同点に追いついた。左サイドの崩しからDF菅大輝がMFスパチョークに縦パスを入れると、ペナルティエリア内でFW小柏剛が絡み、菅がゴール前にシュート性のボールを供給。前半から再三のチャンスを迎え、ここでもゴール前に飛び込んでいた小林がうまく左足で合わせ、ゴールに押し込んだ。

 追いつかれた名古屋は後半24分、ユンカーと前田に代わってFW永井謙佑とMF倍井謙を投入。関西学院大に在学中で特別指定選手の倍井はこれがJ1リーグデビューとなった。その後も札幌が優勢に試合を進めたが、そのままタイムアップ。ともに痛い勝ち点1となった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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