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結果的に勝利掴むハンドに…ゴール目前のボールを手で防いだYS横浜MFの処分が決定

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 Jリーグは10日、J3リーグ第31節・奈良クラブ対Y.S.C.C.横浜戦で退場したYS横浜のMF冨士田康人の処分が決定。1試合の出場停止処分が下された。

 PKが勝敗を分ける試合となった。YS横浜は前半29分に相手のファウルでPKを獲得。FW佐藤大樹が決め切り、先制に成功した。

 しかし、今度はYS横浜が劣勢に陥る。前半37分、自陣内にクロスを入れられると、混戦から相手のシュートがクロスバーを直撃。さらに跳ね返りをMF山本宗太朗に頭で押し込まれた。ボールはゴール枠の上部を捉え、ラインを越えそうになる。すると、ここで冨士田が右手を掲げてボールをはじいた。主審はすかさず笛を吹き、レッドカードを出した。

 しかし、奈良のFW浅川隼人が蹴ったPKはゴール枠外へ。その後も奈良は同点ゴールを決められず、ハンドでピンチをしのいだYS横浜が1-0で勝利を得た。

 Jリーグは10日に冨士田の処分を発表。「『著しい反則行為』に該当すると判断」され、1試合の出場停止処分となった。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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