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広島、C大阪との上位対決はスコアレスドロー…来季は新スタ使用、Eスタでの試合は残り1試合「みんなでいい思い出を」

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[10.21 J1第30節 広島0-0C大阪 Eスタ]

 5位のサンフレッチェ広島と7位のセレッソ大阪の一戦は、0-0の引き分けに終わった。勝ち点2差で迎えた上位対決だったが、勝ち点1ずつを分けあった。

 互いの守護神が最後までゴールを割らせることはなかった。前半44分の広島のチャンスでGKキム・ジンヒョンが連続セーブをみせたかと思えば、後半に入ると広島のGK大迫敬介も好守を連発。再三のビッグセーブでチームを救った。

 またこの試合は今夏の移籍でC大阪から広島に移ったFW加藤陸次樹にも注目が集まった。先発出場を果たした背番号51は、前半39分にキム・ジンヒョンにプレスをかけてタックル。クリアボールを足に当てて、あわや得点という場面を作った。

 後半アディショナルタイムにもバイシクルシュートを放つなど、得点こそ奪えなかったが、両チーム最多タイとなる3本のシュートを放つ気持ちの入ったプレーをみせていた。

 来季から新設したエディオンピースウイング広島に本拠地を移すことになる広島。慣れ親しんだエディオンスタジアム広島を使ってのホームゲームは、11月25日のG大阪戦を残すのみとなった。

 好守連発も「自分としては最低限の仕事」「日本代表を背負っていく覚悟が今まで以上にある」とサラリと言いのけた大迫も、「いい思い出もそうじゃない思い出もたくさんさせてもらったスタジアム。最後は完封勝利で、サポーターの含めてみんなでいい思い出を作りたい」と、アウェー2試合をはさんで迎える本拠地ラストマッチへ向けた意識を十分にした。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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