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東京Vが0-2から終盤の大逆転劇&PO出場圏6位以内確定! 千葉はドゥドゥ躍動も大一番で痛い黒星

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東京Vがホームで千葉に勝利

[10.22 J2第39節 東京V 3-2 千葉 味スタ]

 J2第39節が22日に行われ、3位東京ヴェルディはホームで5位ジェフユナイテッド千葉に3-2で勝利した。前半に2ゴールを許したが、終盤に3点を奪って大逆転。同勝ち点のジュビロ磐田に得失点差で下回って4位に後退したものの、J1昇格プレーオフ出場圏内の6位以内を確定させた。一方の千葉は9試合ぶりの黒星。順位は5位のままとなっている。

 前節終了時点で東京Vは6戦無敗(3勝3分)の勝ち点65、千葉は7連勝を含む8戦負けなし(7勝1分)の勝ち点61。昇格を争うチーム同士の一戦は、ホームの東京Vが押し気味に進める中、アウェーの千葉が先制に成功した。

 前半19分、右から中央に持ち運んだMFドゥドゥが切り返しから右足でミドルシュート。GKマテウスに触られながらも左のサイドネットに吸い込まれ、2試合ぶりにゴールを挙げた。

 さらに前半22分、右サイドのドゥドゥが相手のスローインの流れからこぼれ球を拾い、ペナルティエリア手前右で右足を振り抜く。DFに当たったシュートがゴール左に決まり、今夏の加入後7得点目となった。

 2-0で折り返すと、後半10分にはカウンターから右サイドのDF米倉恒貴がロングパスを送り、ドゥドゥがワンタッチでペナルティエリア中央へ。反応したFW呉屋大翔がDF谷口栄斗に倒され、PKを獲得する。

 後半11分にドゥドゥがPKキッカーを務め、右足でゴール左にシュート。GKマテウスに止められ、跳ね返りを左足で押し込もうとするが、枠の右に外れた。

 前半から攻勢をかけ続ける東京Vは後半34分に1点を返す。MF中原輝が右サイドから左足でクロスを供給。ファーから中央に入った途中出場MF長谷川竜也が頭で合わせ、左ポストに当たったシュートがネットを揺らした。

 長谷川にとっては加入後初得点。その後も東京Vがゴールに迫ると、後半45分に同点弾が生まれる。再び右サイドの中原が左足でクロスを送り、ファーの長谷川が反応。ワンタッチで折り返したボールをFW染野唯月が体で押し込み、加入後6ゴール目で2-2とした。

 東京Vの勢いは止まらない。後半アディショナルタイム2分、またしても右サイドの中原が左足でクロスを入れると、低い弾道のボールが選手たちをすり抜けてゴール左へ。東京Vは中原の加入後3点目で3-2と逆転し、劇的な展開で大一番を制した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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