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44歳小野伸二が現役生活にピリオド…ラストマッチはJ1で11年ぶりの先発、前半22分で途中交代、代名詞の笑顔で“天才”ピッチ去る

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MF小野伸二

[12.3 J1第34節 札幌-浦和 札幌ド]

 北海道コンサドーレ札幌の元日本代表MF小野伸二がサッカーキャリアに終止符を打った。3日のJ1リーグ第34節で古巣・浦和レッズと対戦。J1リーグでは11年ぶりのスタメンを飾った小野は、前半22分で途中交代し、笑顔でピッチを去った。

 最後の試合ではキャプテンマークを巻いた。J1リーグでの先発出場は、清水エスパルスでの2012年7月28日横浜F・マリノス戦以来となる。44歳2か月6日でのJ1リーグ出場は歴代3位。三浦知良(54歳12日)、中山雅史(45歳2か月1日)に次ぐ記録となった。

 前半11分には“らしさ”あふれるプレーでスタジアムを沸かせる。FW小柏剛の落としから左サイドの小野がダイレクトで敵陣内にクロス。DF田中駿汰の決定機を演出した。19分には小野がFKを蹴る。鋭い弾道でゴール前にボールを送った。

 前半22分、札幌が交代カードを使う。ピッチ外で準備するMFスパチョークに代わる選手としてボードに示された背番号は44。両サポーターから万雷の拍手を受け、小野は21分で最後のピッチを後にした。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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