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川崎F新加入の丸山祐市、経験豊富なCBが優勝誓う「フロンターレはタイトルを取らなくてはいけないチーム」

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DF丸山祐市

 川崎フロンターレに加入したDF丸山祐市(←名古屋)は、プロ14年目で新たな成長を目指す。「鬼木(達)さんが求めている攻撃的なサッカーの部分では個人のスキルが間違いなく必要になってくる。もっと成長できる自分がいる、もっと成長しなくてはいけないという思いがある」と力を込めた。

 新加入選手のなかで最年長の34歳は、日本代表経験もあるレフティーCB。20日の新体制発表会でも落ち着いた様子を見せていたが、終了後の囲み取材では新チームへの思いを語る。

「いままで培ってきた、経験してきたものをこのクラブにすべて捧げたい。フロンターレはタイトルを取らなくてはいけないチーム。そういった意味でも、ひとつでも多くの勝利に貢献してタイトルを取れるように、全力でがんばっていきたい」

 そのためにも川崎Fへのスムーズな順応が必要だ。すでに練習に合流しているなかで、少しずつスタイルを川崎Fに合わせているという。丸山自身も攻撃が好きなタイプであり、それは新チームも同じ。「ボールを持っていないとゴールを決められない。ボールを大切に、相手に渡さない。自分たちのボールを持っている時間を長くできるサッカー」と川崎Fの印象を語る。

「練習をやっていて、ここにつけていいんだとか、このくらいの距離感でやらなくてはいけないんだと、今までなかった感覚はある」。今はまだトライ&エラーをしながら調整を続けているが、「個人のスキルをもっと伸ばして、よりフロンターレに必要不可欠な選手になれるように」と意気込む。背番号35の理由は「若い番号が埋まっていたので。今年35歳の年なので35でいいかと。あと3と5が好きなのでちょうど35でいいのかなと」。背中の数字は経験の証。ベテランCBが後方からリーダーシップを発揮するつもりだ。

(取材・文 石川祐介)

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石川祐介
Text by 石川祐介

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