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名古屋の18歳FW貴田遼河が期限付き移籍でアルゼンチンへ「メッシ選手に憧れてサッカーを始めた時から…」

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FW貴田遼河

 名古屋グランパスは4日、FW貴田遼河(18)がアルヘンティノス・ジュニアーズ(アルゼンチン)へ期限付き移籍することが決定したと発表した。移籍期間は24年12月31日までとなっている。

 東京都出身の貴田は、FC多摩から名古屋グランパスU-18へ進み、高校3年次の23年5月にトップチームとプロ契約を締結。海外移籍に向け、クラブを通じて次のように意気込みを語っている。

「このたび、南米のアルゼンチンへの挑戦を決めました。アジアカップのトレーニングパートナー帯同中に急きょお話をいただき、そんな状況の中でも自分の思いを理解していただいたクラブには心から感謝しています。

 リオネル・メッシ選手に憧れてサッカーを始めた時から、南米のサッカー、アルゼンチンのサッカーに憧れ、意識をして、いつか機会があればチャレンジしたいと思っていました。常に厳しい環境に身を置く。悩んだ時は飛び込んでみる。今までもそのようにサッカーと向き合ってきました。

 3年前、東京から親元を離れ名古屋に来てからは、山口GMをはじめ、全ての関係者の皆さまに大切に育てていただきました。高校在籍中にプロ契約もさせていただき、長谷川監督にはたくさんのチャンスもいただきました。本当に名古屋グランパスに来てよかった、自分の選択は間違っていなかったと実感しています。

 そんな中でのアルゼンチンへのチャレンジはとても難しい決断でしたが、チャレンジするなら10代のこのタイミングしかないと思い、自分しか出来ない決断、自分らしい決断をしたかったので覚悟を決めました。グランパスファミリーの皆さま、私を応援してくださった皆さま、これまでたくさんの温かい声援や熱い応援をありがとうございました。

 また、東海学園高校の先生方、学校の仲間、たくさんのサポート、応援をしていただきありがとうございました。日本の反対側から成長をお届けできるよう頑張ってきます。

 この決断を正解にする為に、逆境に直面しても自分の魂をアルゼンチンでも示し、命懸けでサッカーをしてきます。これからも応援していただけたら嬉しいです。行ってきます!」

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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