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Jリーグ開幕を告げる富士フイルム・スーパー杯は17日開催! 神戸&川崎Fに縁ある大久保嘉人「FWが決めることで勢いがつく」

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左から野々村芳和チェアマン、富士フイルムビジネスイノベーションの浜直樹社長、大会アンバサダーの大久保嘉人氏

 2024シーズンの開幕を告げる「FUJIFILM SUPER CUP 2024」が17日午後1時35分に国立競技場で開催される。Jリーグは9日、都内で概要記者会見を行った。

「FUJIFILM SUPER CUP 2024」は1994年の初開催から今年で31回目。昨シーズンのJ1王者・ヴィッセル神戸と天皇杯王者・川崎フロンターレが対戦する。

 会見に出席した大会アンバサダーの大久保嘉人氏は開幕を心待ちにしている。「まずスーパーカップのタイトルを取っていいスタートを切りたい。サポーターも期待していて、選手も気持ちが入る。出ていない選手たちもその試合は絶対に観るし、気持ちを切り替えてがんばろうとする」と注目度の高さを語った。

 野々村芳和チェアマンは両チームの試合を展望。「神戸は新しい選手が加わって、去年のベースにプラスアルファがどう作用するか。川崎は長年やってきた攻撃的なサッカーが去年もできていて、アタッキングサードに入っていく回数もトップクラスだったが、去年はPAに入るところが少なかった。新しい選手がボックスに入る回数を増やせば、川崎にもチャンスがある。守備と攻撃でわかりやすく激しいゲームになるのでは」と細かく分析していた。

 大久保は神戸、川崎Fの2チームにも所属経験がある。川崎Fでは3シーズン連続で得点王に、神戸ではクラブ史上最多得点を記録している。縁ある両クラブの注目選手として、神戸側はFW大迫勇也、川崎F側はFW小林悠の名前を挙げた。「キャンプ明けで体調は完璧とは言えないかもしれない。しかし、そのなかでFWが点を決めることで、シーズンの勢いがつく。それはこの試合の両FWに懸かっている」と力を込めた。

「FUJIFILM SUPER CUP 2024」は今月17日午後1時35分に開催。日本テレビ系列で中継され、TVerではライブ配信もされる。また海外ではオーストラリア、中国、インドネシア、マカオ、タイの5か国で放送。さらに、日本国内と海外で放送される5か国以外を対象に、Jリーグ公式インターナショナル版Youtubeでは全世界でライブ配信されるという。

 スタジアムグルメは国立競技場だけでなく、隣接する明治公園、東京体育館、神宮軟式球場でも実施。Jリーグ公式試合では初となるイベントとして、J1、J2、J3から20クラブのチアリーダーが集合する。大会終了後にはJリーグクラブマスコットによる大運動会も行われる。

(取材・文 石川祐介)

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石川祐介
Text by 石川祐介

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