beacon

広島新スタジアムこけら落としゲームはG大阪が倉田Vヘッドで逆転勝ち!

このエントリーをはてなブックマークに追加

[2.10 エキシビションマッチ 広島1-2G大阪 Eピース]
 
 エディオンピースウイング広島のこけら落としゲームとなるプレシーズンマッチが10日に行われ、ガンバ大阪サンフレッチェ広島に2-1で逆転勝ちした。

 広島念願の新スタジアムこけら落とし。試合前からお笑いコンビのアンガールズらが会場を盛り上げ、元広島監督で日本代表の森保一監督や、広島県出身の女優・綾瀬はるかさんがビジョンに映し出されてコメントを寄せるなど、お祭りムードを盛り上げた。チケットは完売で、入場者数は2万6418人だった。

 立ち上がりはお互いに初ゴールを目指してオープンな展開になる。ただ5分にG大阪のカウンターからのチャンスは広島守備陣が身体を張って守る。7分に広島MF満田誠がミドルを放って会場を沸かせたが、シュート枠を捉えることはなかった。

 ゲームは徐々に落ち着きだすが、広島は左サイドからMF柏好文が切り込んで、再三の好機を演出する。しかし前半22分に右クロスを柏がダイレクトで合わせたシュートはG大阪DFにかき出され、同42分にみせたカットインからのシュートは、GK一森純のビッグセーブに阻まれた。

 前半はスコアレスで折り返したが、後半にメンバーを大きく変えた広島が、すぐの時間帯でスコアを動かすことになる。後半3分、前線に入ったロングボールをFW大橋祐紀が落とすと、左サイドを駆け上がったMF東俊希がクロスを上げる。これにFWピエロス・ソティリウが頭で合わせる。後半途中出場のキプロス代表FWが、新スタジアム初ゴールとなる先制点を決めた。

 しかしG大阪も前半からチャンスを作っていたセットプレーから反撃をみせる。後半14分、新戦力のMF鈴木徳真が左CKを蹴ると、ニアでコースが変わったボールをこちらも新戦力のMF岸本武流が押し込んで、同点に追いついた。

 その後はお互いに交代カードを切りながらゲームを進め、勝ち越し弾を目指していく。広島は後半35分にビッグチャンス、MF川村拓夢の左クロスをMF松本泰志が合わせるが、シュートは右ポストに嫌われた。

 そして試合終了間際、G大阪に逆転弾が生まれることになる。後半43分、カウンターからMF倉田秋がドリブルで持ち込み、FWイッサム・ジェバリに託してエリア内に入る。そして折り返しのクロスを頭で流し込み、決勝弾を奪った。

 24シーズンのJ1開幕戦もエディオンピースウイング広島で行われる。23日金曜日に広島と浦和が対戦。試合は14時にキックオフする。
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

TOP