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岡山の開幕連勝が終了間際にスルリ…いわきが後半AT7分弾で追いつきドロー

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いわきがドローに持ち込んだ

[3.3 J2第2節 いわき1-1岡山 ハワスタ]

 いわきFCファジアーノ岡山は1-1の引き分けに終わった。

 初戦を落としたいわきと、ホームでの開幕戦に快勝した岡山の対戦。ホーム開幕戦に臨むいわきは、一週間前からスタメン4人を変更。前節途中出場のFW西川潤が移籍後初先発。きょうが誕生日のFW近藤慶一も今季初出場を初先発で飾った。

 一方の岡山は3-0で勝利した栃木戦から先発メンバーに変更はなし。昨年までいわきに在籍したMF岩渕弘人も先発出場となった。また法政大から加入したルーキーMF吉尾虹樹が初めてベンチ入りを果たした。

 お互いのFWにボールを集めて勢いよく試合に入ったかと思われたゲームだが、徐々に停滞。なかなか攻撃の糸口を掴めない。しかしスコアレスで折り返すかと思われた前半アディショナルタイム1分、岡山は左サイドから岩渕がCKを蹴ると、混戦で合わせたDF田上大地のヘッドがゴールラインを割り、岡山が1点リードで後半に折り返すことになった。

 1点を追ういわきは後半から前半でイエローカードを貰っていたMF鏑木瑞生に代えてDF石田侑資を投入。DF大西悠介をボランチに上げて対応した。さらに同15分からは西川とMF嵯峨理久を下げてMF坂岸寛大とFW有馬幸太郎を投入。新潟医療福祉大から加入した坂岸は、Jリーグデビュー戦となった。

 そして後半20分にいわきはMF加瀬直輝が裏に抜け出そうとしたところを田上にユニフォームを引っ張られて倒されてしまう。当然、決定機阻止で田上にはレッドカードが出され、岡山は残り時間を10人で戦うことになった。3バックの一人が退場したため、MF木村太哉を下げて、DF柳育崇を投入した。

 しかし10人になったことで守りをより徹底した岡山の守備をいわきが上回ることが出来ない。FWブワニカ啓太も投入して攻撃を厚くするが、崩し切れない。

 だが後半アディショナルタイム7分、劇的なドラマが待っていた。いわきは左サイドからFKのチャンスを作ると、MF山下優人が蹴ったボールから作ったゴール前の混戦をMF谷村海那が押し込んでドローに持ち込んだ。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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