[3.9 J1第3節 新潟1-0名古屋 デンカS]

　名古屋グランパスが敵地でアルビレックス新潟に0-1で敗れ、泥沼の開幕3連敗スタートになった。名古屋の開幕3連敗は、2000年シーズンに4連敗を喫して以来、24年ぶりとなった。

　先発メンバーを入れ替えるなど、何とか勝利に繋げようとした長谷川健太監督だったが、連敗が3に伸びることになった。

　特に開幕から得点すら奪えていない状況は深刻だ。この日はFWキャスパー・ユンカーがベンチ外となる難しいゲームだったが、ポゼッション率、そしてシュート数でも下回る完敗というゲームになってしまった。

　それでも長谷川監督は、失点シーンがディフレクションして入った得点だったこともあり、「多少、ラックもなかった」と擁護。「粘り強い守備は出来るようになってきた。選手の頑張りは称えたい。我々はやっていくしかない。目の前の一歩を見つめて、来週に向けてしっかりと準備していきたい」と必死に前を向いた。

　また270分間無得点の攻撃陣についても「少しずつ形という部分は選手で共有していくと思う」と評価。「なかなか成功体験がないと、選手もできないと思う。まず1点というところ。次の試合でチームとして絞りだせるように頑張っていきたい」と顔を上げた。

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