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ともに攻め手を欠いた一戦はスコアレス決着…仙台は開幕5戦無敗、熊本は敵地で勝ち点1奪取

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[3.20 J2第5節 仙台 0-0 熊本 ユアスタ]

 J2リーグは20日、第5節を開催した。ユアテックスタジアム仙台では、ベガルタ仙台ロアッソ熊本が激突。0-0で引き分けた。

 開幕からここまで無敗(2勝2分)、2試合ぶりの勝ち点3を狙う仙台と、2試合ぶりの勝利で今季2度目の白星を飾りたい熊本の一戦。試合は立ち上がりから両チームともに攻め手を欠くと、ミドルシュートやセットプレーで打開を図った。

 熊本は前半12分にペナルティエリア手前でフリーキックを得ると、MF豊田歩の強烈なシュートが枠を捉えるが、ここはGK林彰洋がストップ。仙台は前半32分にDF高田椋汰のロングキックでFWエロンがゴール前に抜け出したが、こちらはシュートまで持ち込むことができなかった。

 前半終盤にはともにシュートチャンスを迎えた。熊本はFWベ・ジョンミンがペナルティエリア手前右から鋭いシュートを放つも、ボールは僅かにゴール右外のネットに。仙台はMF工藤蒼生が遠めから狙っていったが、ここはGK田代琉我のセーブに遭った。

 試合はスコアレスのまま前半を折り返すと、両チームはハーフタイムに選手交代を行った。仙台はMFオナイウ情滋に代えてMF郷家友太を投入。熊本はMF藤田一途を下げてMF三島頌平をピッチへ送り込んだ。

 ゴールが遠い仙台は途中からMF長澤和輝、MF鎌田大夢をピッチに入れて攻撃の活性化を図るも、前線のエロンまでボールが届かない。途中出場でターゲットとなったFW中山仁斗は惜しいシュートを放つも、ネットを揺らすまでには至らなかった。

 一方の熊本は攻め込まれる時間帯が続いたが、田代を中心に落ち着いた対応でゴールを死守。カウンター攻撃で先制点を狙ったが、林の牙城を崩すことはできなかった。試合は0-0のままタイムアップ。勝ち点1を分け合った。



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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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