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J2最下位徳島に大激震…吉田達磨監督を解任、岡田強化本部長の電撃辞任も発表

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前節の群馬戦(●0-1)後には監督批判の横断幕が掲げられていた

 徳島ヴォルティスは31日、吉田達磨監督(49)を解任したと発表した。今季のJリーグでは最初の監督交代。クラブによると、後任は未定となっている。

 吉田監督は昨年8月、当時J2リーグ19位だった徳島の監督に就任。降格危機に陥っていたチームを残留に導いた。それでも今季は開幕からJ2リーグ戦1勝1分5敗の最下位と大苦戦。天皇杯ではJ3のAC長野パルセイロに1-5の大敗を喫しており、開幕わずか1か月での早期解任となった。

 吉田監督はクラブを通じて「徳島ヴォルティスに関わる全ての皆様へ。日頃よりクラブとチームを支え、応援していただきありがとうございます。私、吉田達磨はこの度、皆様の徳島ヴォルティスを離れることとなりました。昨年8月に監督に就任してから今日までの間、いつも支えていただきありがとうございました。選手たちは皆様に勝利を届けようと必死に戦ってくれました。しかしながら、チームの結果に繋げることができなかったのは、単に私の力不足によるものです。残り31試合、皆様のサポートと共にチームが上昇して行くことを心より願っております。これまで本当にありがとうございました」とコメントしている。

 またクラブは同日、岡田明彦強化本部長(49)の電撃辞任も合わせて発表。1997年にアシスタントコーチとしてチームに加わり、2005年から強化担当を担い、19年5月から現職を務めた“クラブの生き字引”の一人がクラブを離れることになった。

 岡田強化本部長はクラブを通じて「日頃より、応援してくださるファン・サポーター、スポンサーの皆様、現状のトップチームの成績につきましては、ご心配をおかけして、大変申し訳ございません。現状の成績不振の責任をとって、職を辞することを決め、クラブの了承を得ました。大塚製薬サッカー部から徳島ヴォルティスになり、この仕事に携わる中で、未熟な自分が長くこの仕事を続けられたのも、多くの皆様の支えと応援があったからこそだと思っております。27年間、このクラブを通じて携わってくださった多くの方々、応援してくださる皆様に感謝を申し上げます。本当にありがとうございました」と伝えている。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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