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札幌はスパチョーク弾で先制、GK菅野がスーパーセーブも…広島DF中野のゴールで勝ち点1を分け合う

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引き分けに終わった

[4.20 J1第9節 札幌 1-1 広島 札幌ド]

 J1リーグは20日、第9節を各地で開催した。北海道コンサドーレ札幌サンフレッチェ広島は1-1の引き分けとなった。

 17日にルヴァン杯を戦った札幌は中2日、広島は中6日という状況での一戦となった。札幌は今季のJ1で1勝にとどまっているものの公式戦3試合負けなしと復調気味。一方の広島は昨季から14試合連続で無敗となっている。

 先制したのは札幌だった。前半10分、MF荒野拓馬が中盤でパスカットしてカウンターを仕掛ける。MF浅野雄也のパスを受けたMFスパチョークが右足を振り抜くと、ボールは相手選手に当たってそのままゴールイン。スパチョークは今季初ゴールとなった。

 追いかける広島は前半18分、MF松本泰志がドリブル突破でGK菅野孝憲と1対1になる。最初のシュートは菅野の左腕でセーブされるも、こぼれ球が再び松本へ。しかし菅野は素早い起き上がりから全身を投げ出して2本目のシュートにも対応し、スーパーセーブでピンチを凌いだ。チャンスを逃した広島は同44分、MF川村拓夢が左脇腹付近を痛めてプレー続行が不可能となり、MF小原基樹と交代した。

 それでも後半5分、広島のDF中野就斗がFW大橋祐紀の落としをダイレクトでシュートし、ボールをゴールネットに突き刺して追いつく。続く同9分、大橋がファールを受けるも山本雄大主審がアドバンテージを適用させ、広島のチャンスが継続する。最後は松本がシュートを打ったがポストに阻まれた。

 広島はペースを握りながら逆転を狙う。後半30分には大橋が右サイドからペナルティーエリア内に侵入し、ゴール前にラストパス。小原が合わせるもミートできず、菅野に防がれた。押し込まれる札幌は終盤に盛り返し、MF宮澤裕樹などがシュートするも得点には至らず。同43分にはDF岡村大八が腰を痛め、MF田中克幸と交代した。

 一方の広島は17歳のFW井上愛簾が後半39分に投入される。2節前のデビュー時はユニフォームネームがなかったが、2試合目の出場となる今回は背中に「INOUE」と刻まれていた。ただスコアは動かず、1-1の引き分けに終わっている。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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