beacon

ともに2連勝ならず…川崎FがFW山田新弾で先制も福岡がMF紺野和也のゴールで追い付く

このエントリーをはてなブックマークに追加

[5.6 J1第12節 福岡 0-0 川崎F ベススタ]

 J1リーグは6日、第12節を開催した。ベスト電器スタジアムでは、9位アビスパ福岡と16位川崎フロンターレが激突。1-1で引き分けた。

 ここ6戦無敗、2連勝を狙う福岡と直近3試合負け無しで、こちらも2連勝を目指す川崎Fの対決。試合は立ち上がりからアウェーチームが主導権を握る展開となった。

 川崎Fは最終ラインからパスでボールを動かして前進させると、MF脇坂泰斗が攻撃を構築。FWエリソンをターゲットにしつつ、FW山田新とFWマルシーニョの機動力でゴールを目指した。

 一方の福岡は、ボール奪取からカウンターで先制点を狙う。MF松岡大起が中盤のところでハードワーク。MF鶴野怜樹が相手守備網を破りにかかり、FWウェリントンでゴールを奪いにいった。

 試合はスコアレスのまま前半を折り返すと、後半は福岡が攻勢に転じた。同23分には、MF紺野和也の折り返しにMF重見柾斗が合わせるもGK上福元直人の好セーブに遭う。直後には今季6ゴール中のFWシャハブ・ザヘディを投入して、その勢いを増した。

 それでも先にスコアを動かしたのはアウェーチーム。川崎Fは後半30分、山田がハーフウェーライン付近でボールを奪うと、そのまま強引に持ち上がる。立ちはだかった相手選手をなぎ倒すかのように振り切って豪快に決めた。

 ホームで先制を許した福岡だが、後半40分に試合を振り出しに戻す。FW岩崎悠人が左サイドを縦に仕掛けてクロスを送ると、このボールは上福元にパンチングで跳ね返されるが、こぼれ球に紺野が反応。鋭いシュートを突き刺した。

 終盤にかけて、FWバフェティンビ・ゴミスを投入した川崎Fが猛攻を仕掛ける。福岡はザヘディが決定機を迎えたが、上福元に阻まれた。試合は1-1のままタイムアップ。勝ち点1を分け合った。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2024シーズンJリーグ特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

TOP