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J2降格の札幌はレンタル4選手を構想外に

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 コンサドーレ札幌は10日、他クラブから期限付き移籍していた5選手と交渉し、川崎Fから完全移籍で獲得したDF箕輪義信を除き、GK高木貴弘、DF坪内秀介、DF平岡康裕、MFディビッドソン純マーカスに来季契約を延長しないことを通達した。日刊スポーツによると、矢萩社長は「財政的な圧縮もある。箕輪は獲得したが、(4選手は)そうじゃなかった。バランスも考えて」と説明した。

 大宮から復帰を打診された高木は「チーム同士の話し合いで札幌に残すことは難しいと聞いた。来年、もう1回、J1に上げたかった」。神戸から期限付きで加入していた坪内は今季、チーム1位の出場時間(2631分)を記録したが、「来年1年でJ1昇格させたかった。財政的な面で厳しいと言われたが、本当に必要とするのならば…。そこまでの選手」と厳しい表情だった。

 また、清水から期限付き移籍していた平岡は来季清水に復帰する方向性であることを明かした。「清水から構想に入っていると言われている。清水に復帰することになると思います。もう1回、DF陣の中で競争し、成長を見せたい」と話し、来週中にも清水側と交渉する予定だという。

(文 西山紘平)

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