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好調草津、2戦連続3-0勝利!!

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[5.28 J2第18節 東京V0-3草津 国立]

 J2第18節が28日行われ、雨の国立競技場では7位の東京ヴェルディが11位のザスパ草津と対戦。草津はFW都倉賢、高田保則、後藤涼がゴールを決め3-0で連勝。勝点3を積み上げ暫定だが順位を10位に上げた。

 東京Vは9得点で得点ランク2位のFW大黒将志、林陵平がトップの4-4-2。対する草津も4-4-2。大黒同様ランク2位の都倉、高田保則を前線に置く布陣で臨んだ(スタメン、布陣はコチラ)。
 
 前半10分、流れるような展開から草津のエース・都倉が先制した。中盤から左サイドのDF寺田武史に大きく散らすと、寺田はPAのMF櫻田和樹にピンポントパス。ダイレクトでフィニッシュした櫻田のシュートはGK土肥洋一に一度弾かれたが、ゴール前に詰めていた都倉がキッチリとゴールに蹴り込んだ。

 負けじともう一人のFW高田が魅せた。同27分、効果的な縦パスがなかなか繋がらない東京Vを尻目に、ボールをPA前まで運ぶと高田が強烈なミドルシュート一閃。GK土肥の手を抜け、次の瞬間ゴールネットに突き刺さった。草津は2トップが効果的に稼働し、一気に2点をリードした。

 雨が強まった後半。東京Vは前半よりも効果的な縦パスが入るようになりペースを握った。後半8分、前線でキープした大黒がPA右に送るとレアンドロが強烈なシュート。GK北一真が弾くとフリーのMF河村崇大がフィニッシュ。チャンスだったが枠上に大きくそれた。同15分にも途中交代のFW井上平からラストパスを受けた大黒がフィニッシュ。これも枠右を抜けた。その後も、大黒の素早い動き出しに呼応して縦に横にパスを入れてチャンスを窺った。

 一方、主導権を握られた草津は引き気味に守備を固め、攻撃は余りリスクを冒さずカウンターに終始。後半42分には、途中出場のFW後藤涼のラストパスからFW小池純輝がフィニッシュ。するとその直後のCKから後藤がダメ押しの3点目を叩きこみ3-0。とどめを刺した。

 勝利した草津は2戦連続で3-0勝利。順位を10位にあげた。一方、東京Vは6戦負けなし記録をストップ。順位も8位に後退した。

<写真>3点目を決めた草津FW後藤(19番)と祝福するDF寺田(2番)
(取材・文 山口雄人)

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