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「東京とやると必ずPKを取られる」、国立7連敗の清水・長谷川監督は嘆き節

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[6.27 J1第15節 F東京2-1清水 国立]

 3連勝で臨んだ清水エスパルスだが、F東京に競り負け、連勝がストップ。勝てば一気に上位戦線に食い込める勝負どころで、またしても勝負弱さをのぞかせた。

 前半7分、MF梶山陽平のPKで先制を許した。FWカボレをPA内で倒してしまったMF兵働昭弘は「思ったより相手が速かった。これからというときに不用意なプレーだった。ミスから失点すると、勢いがなくなる」と反省したが、後の祭り。後半13分にFWヨンセンのゴールで追いついたが、4分後にMF石川直宏にスーパーゴールを決められ、1-2で敗れた。

 昨年12月の天皇杯準決勝、今月13日のナビスコ杯と、F東京戦は3試合連続でPKを与えている。長谷川健太監督は「ここ3試合、F東京とやると必ずPKを取られる。うちにも必ずPKがあるが、(主審がファウルを)取ってくれない」と嘆き節。1-2の後半25分には兵働の左クロスが相手DFの手に当たったようにも見えたが、村上伸次主審の笛は鳴らなかった。これで国立競技場は公式戦7連敗。“鬼門”の地で、運にも見放されたようだった。

(取材・文 西山紘平)

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