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F東京vs清水 試合後の選手コメント

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[6.27 J1第15節 F東京2-1清水 国立]

 J1第15節は27日、5試合を行い、国立競技場ではFC東京清水エスパルスが対戦。F東京は前半7分のMF梶山陽平がPKで先制すると、1-1に追いつかれたあとの後半17分にMF石川直宏が3戦連発となるゴールで勝ち越し、2-1で競り勝った。
以下、試合後の選手コメント


●MF石川直宏
―これで3戦連発と絶好調だが?
「絶好調と言われると苦手というか…。でも、サポーターがそう言ってくれるのは調子がいい証拠だと思う」
―羽生とのポジションチェンジは狙い通り?
「流れの中で動いている。狙いを持ってどこに行くというより、相手のバランスとか空いているスペースを見て決めている。試合の中でアイコンタクトしながら、その瞬間瞬間でプレーするようにしている」
―得点ランキングで2位タイに上がったが?
「得点王よりも、きょうなんてあの1点がなければ、チームは勝てなかったわけだし、その1点を取ったことは自分の中でも評価できる。ストライカーとか、点を取っている人はもっと前にいてチャンスもたくさんあるけど、自分は中盤でつなぎに入ったり、サイドチェンジをしたり、得点がすべてじゃない。その中でチャンスを生かしながら、チームが勝って、自分も今の順位にいられればいいと思う。でも、貪欲に(ゴールを)狙ってるわけじゃない」
―代表入りへもアピールになった?
「僕が考えるより、周りの人が判断すること。僕は積み上げるだけ。(日本代表は)出来上がりつつあるチームだと思っているし、そこに割って入るのは簡単じゃない。でも、代表から離れて、物足りなさはあるし、新しい刺激も受けたいとは思っている」

●MF米本拓司
「きょう勝ったら勢いに乗れると思っていたし、勝って良かった。コンパクトにしようと言っていたけど、裏を意識し過ぎて下がった部分もあった。もうちょっとラインを上げられれば、チームとしてもよくなると思う。やりたいサッカーが前半途中からはできていた。自分たちのサッカーは通用すると思うので、もっと東京らしいサッカーをして、上位に行きたい」

●MF羽生直剛
「前半はいつもよりコンパクトさに欠けていた。重いのかなというのもあったけど、その中でも結果を残すのは大事。みんな体を張ったプレーもあったし、トータルで見ればよかったというか、結果が出たことはよかった。ボールを回せてはいたけど、もう少し鋭くみんなが反応できれば、もっとチャンスもつくれた。前半途中からはよくなったけど、ここ何試合よりはチャンスをつくられた」

<清水>
●FW岡崎慎司
「気持ちは見えたけど、勝たないといけない試合で負けたんで、次に切り替えるしかない。ミスでチャンスを与えたけど、多くつくられたわけじゃない。どっちに転んでもおかしくないゲームだったけど、負けたのは自分たちの力のなさ。悔しいだけ」
―後半19分にチャンスがあったが?
「決められればよかったけど、(GKの)正面に行っちゃった。きょうは悔しいしかない」

●FWヨンセン
「結果がこうなったのは残念。1-1になってから20分で2回ぐらいチャンスをつくれた。そこを生かせなかったのは残念。でも、それがサッカーだと思う」
―ゴールシーンについては?
「リバウンドをいいタイミングで当てて決められた。負けはしたけど、内容は悪くなかった。次につなげられれば」

●FW原一樹
「攻撃のバリエーションは増えてきたけど、ロングボールが多くなったり、サイドを使えなかったりした。もっとサイドを使えれば、中も空いてくる」

●MF兵働昭弘
―PKを与えたシーンは?
「思ったより相手が速かった。これからというときに不用意なプレーだった。ミスから失点すると、勢いがなくなる」

●DF太田宏介
「一瞬の隙が失点につながる。個人的には高い位置に行けて、クロスも上げられたし、攻撃の形は悪くなかった。中盤がタメをつくってくれて、いい形で上がって1対1もできた。ただ、結果につながらなかったのは反省しないといけない」

(取材・文 西山紘平)

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