川崎フロンターレは27日、ナビスコ杯の準優勝賞金の5000万円を川崎市に寄付したと発表した。

　この日、武田社長が阿部市長を訪れて目録を贈呈した。金銭をそのままではなく、地域貢献に直接役立つよう物品が中心となった。

寄付内容は下記の通り

◇サッカーボール
川崎市内の幼稚園から高等学校306校(私立を含む)に「2,605個」を寄贈する。
●寄贈先:川崎市教育委員会 (物品寄付)
●金額:11,240,000円(物品寄付)

◇教材(算数ドリル)
川崎市立小学校114校へ22年度に6年生が使用する算数ドリルを寄贈する。

●寄贈先:川崎市教育委員会 (物品寄付)
●金額:4,188,000円(物品寄付)

◇図書
川崎市内の図書館に書籍を寄贈する。
●寄贈先:川崎市教育委員会 (物品寄付)
●金額:4,782,691円(物品寄付)

◇子どもの人権110番カード
川崎市立小学校114校へ22年度に全生徒へ配布する「子どもの人権110番」カードを寄贈する。

●寄贈先:川崎市教育委員会 (物品寄付)
●金額:2,245,320円(物品寄付)

◇サッカービブス
サッカー少年少女団(川崎市サッカー協会)が使用するビブス「900枚」を寄贈する。
●寄贈先:川崎市教育委員会 (物品寄付)
●金額:1,327,079円(物品寄付)

◇寄附金
地域社会貢献事業ならびに地域スポーツ振興事業として川崎市に現金を寄付する。

●寄贈先:川崎市 (現金)
●金額:26,216,910円(現金)

(文　近藤安弘)