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佐久間新監督初陣は3失点、甲府は残留争い直接対決に敗れ4連敗

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[8.13 J1第21節 山形3-1甲府 NDスタ]

 ヴァンフォーレ甲府佐久間悟新監督の初陣で1-3の逆転負けを喫し、4連敗となった。前節・広島戦(0-2)後、三浦俊也前監督との契約を解除し、佐久間GMが新監督に就任。前節終了時点でリーグワースト2位の39失点を喫していた守備の立て直しを図ったが、この日も3失点と守備の破綻に歯止めがかからない。

 先制したのは甲府だった。前半32分、負傷から5試合ぶりに復帰したDF吉田豊のアーリークロスにFWパウリーニョが反応し、ヘディングで先制点。ところが、5分後にセットプレーから同点に追い付かれると、後半にも2失点を喫し、1-3の逆転負けとなった。

 佐久間監督は試合後のインタビューで「(前節終了時点で)残り14試合、我々は今日から7勝しないといけないという目標を掲げた。(この日の敗戦で)ハードルは高くなるが、最後まであきらめずにやっていきたい」と語った。

 4勝5分12敗の勝ち点17で降格圏の16位。例年、勝ち点35前後が残留の目安となる。残り13試合で7勝を挙げ、勝ち点を38まで上積みするのがチームの目標だ。J1残留へクラブ史上初となるシーズン途中の指揮官交代に踏み切った甲府。仕切り直しの一戦となった残留争い直接対決は痛恨の逆転負けとなったが、気持ちを切り替え、まずは早く連敗から抜け出したい。

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