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チョの2得点1アシストで新潟が3連勝、“残留確率”100%に

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[10.23 J1第30節 新潟3-1福岡 東北電ス]

 アルビレックス新潟が3発快勝で今季2度目の3連勝を飾り、J1残留安全圏に入った。前節の川崎F戦(2-1)、7連敗中だった“鬼門”の等々力で初勝利を挙げた勢いそのままに、この日も幸先良く先制点を奪った。立ち上がりの2分、MF田中亜土夢の右クロスをMFチョ・ヨンチョルがマイナスに戻し、MF本間勲が豪快な左足ミドル。本間の5試合ぶり今季2点目で試合を優位に進めた。

 前半を1-0で折り返すと、後半19分にはFWミシェウが中央をドリブルで駆け上がり、DFを引き付けて左サイドにラストパス。チョ・ヨンチョルが右足ダイレクトで鮮やかなループシュートを決め、2-0と突き放した。同37分には左サイドをドリブル突破したFWブルーノ・ロペスの折り返しをチョ・ヨンチョルが左足で流し込み、ダメ押しの3点目。チョ・ヨンチョルの2得点1アシストで3-0と試合を決定付け、福岡の反撃を1点に食い止めた。

 3連勝で11位に順位を上げた新潟はこれで勝ち点38。J1のクラブ数が18チームとなり、下位3チームが降格あるいは入れ替え戦に回る制度になった05年以降、勝ち点38を取って16位以下になったチームはない。過去のデータで言えば、新潟の“残留確率”は100%。今後は柏、G大阪、甲府、名古屋という優勝争い、残留争いを繰り広げている強敵・難敵との対戦が続くが、先制点の本間は試合後のインタビューで「これで満足することなく、残り全勝するつもりでやりたい。次は首位相手の大事な試合。もっともっといい試合をして、勝ち点3を取って帰ってきたい」と、次節11月3日のアウェー柏戦に気持ちを切り替えていた。

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