コンサドーレ札幌の元日本代表FW中山雅史が23日、来季も現役続行の意思を表明した。24日の日刊スポーツによると「やれるなら僕は現役を続けたい。まだ状況がどうなるかは分からないけどね。膝の痛みが消えてから、どう筋力を上げていけるか」と明かしたという。

　中山は今季、リーグ戦の出場はない。昨年11月に両膝を手術。懸命にリハビリし、4月23日のホーム・湘南戦ではベンチ入りを果たしたが、9月末に両膝関節炎を発症してからは別メニュー調整が続いている。今季も残り2試合となったが、試合出場を目指してトレーニングに励んでいる。

　札幌とは今季限りで契約が満了するが、延長に向けて交渉する見通し。クラブ側の考えについては、詳細は報じられていないが、中山は45歳となる来年も現役でプレーすることを目指し、最大限の努力を続ける。