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J2初挑戦の松本、反町監督「初年度を指揮できることは光栄」

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 3月4日に開幕を迎える2012年のJ2リーグ。昨シーズン、JFLで4位になり、今季からJ2に昇格した松本山雅FCは、味の素スタジアムで東京ヴェルディとの一戦を迎える。

 2日に行われた2012年Jリーグのキックオフカンファレンスで、今シーズンより松本山雅を率いる反町康治監督は「松本旋風を起こせるか? それはスタート次第だと思う」と、開幕戦の重要性を語った。

 これまで新潟、湘南を率いJ1昇格を遂げ、北京五輪日本代表を率いた経験のある指揮官をしても、松本の注目度の高さには驚いたと言う。

「毎日のように地元のテレビが取材に来てくれるし、アウェーで行われる開幕戦にも、3500人以上のサポーターが見に来てくれると聞いています。J2のどこよりもお客さんがくるのは、チームのストロングポイントだし、彼らを喜ばせたい」

 初のJリーグを戦うチームを率いることについては「オレでいいのかなという感じですね。松本市や長野県もわれわれの結果に一喜一憂していると思う。大役を仰せつかったので、彼らのためにも、一生懸命頑張りたい。本当はもう1週間ほしいけど、松本はJ1ではないので、リーグ戦をやりながらチームの力を上げていきます」と独特の言い回しで、意気込みを語った。

 また、自身にとって3度目のJ挑戦となるFW片山真人は「松本の一員として、初めてJリーグの舞台に立てることを誇りに思うし、応援してくれるサポーターのためにも、良い結果を残したい。僕たちはJFLで4位になりJ2に昇格した。今の位置づけは40クラブ中、40位。でも、松本旋風を起こし、一つでも上の順位になるように、個人でも1点でも多くの得点を挙げられるように頑張ります」と、決意を新たにした。

 旋風を起こすためにも「スタートが大事」と語る反町監督の下、松本がいよいよJ2の舞台に挑む。

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