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川崎F谷口、“なかなか経験ない”1試合2発に照れ笑い「どう喜んでいいのか…」

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[4.6 ナビスコ杯グループB第3節 新潟0-5川崎F デンカS]

 この日キャプテンマークを巻いてフル出場した川崎フロンターレのDF谷口彰悟が先制点だけでなく、チームの3点目も決め、勝利に大きく貢献した。

 大きくメンバーを入れ替えてこの一戦に臨んだ川崎Fは、前半8分、FW狩野健太の右CKは相手DFにクリアされたが、こぼれ球が谷口の足もとへ。これに谷口は迷うことなく右足ダイレクトで合わせ、先制のゴールネットを揺らした。さらに同20分にPKで追加点を挙げた川崎Fは、その3分後に再びセットプレーの流れからMF原川力が入れたボールを谷口がヘッドで合わせ、開始から23分で3点差とした。

 後半にも2得点を加えた川崎Fが5-0で今季ナビスコ杯初勝利。試合後のインタビューで谷口は、「セットプレーは狙っていた。ボールが良かった。今日はメンバーがいつもと違う中で自分たちもやれるんだと証明してくれた。立ち上がりから気持ちの入ったプレーが出ていたので非常に良かった」と手応えを得たようだった。

 また、谷口は1試合2得点は「なかなか経験がなかった」ようで、前半23分にヘディングシュートを決めた後は、「どう喜んでいいのか、よくわかってなかった」と明かし、照れ笑いを浮かべた。

 川崎Fはナビスコ杯では1勝1分1敗だが、リーグ戦では3勝2分と負けはない。「途中でリズム悪くなかったがしっかり立て直せた。ゼロに終わったことは次につながる。上の方にいるのでしっかり食らいついてそのままの勢いでタイトル取れるように頑張ります」と今後に意気込んだ。

●ナビスコ杯2016特設ページ

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