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久保建英を指揮官が称賛「大した選手だな」長谷川監督は待望の初勝利

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FW久保建英が大会最年少得点を16歳9か月10日に塗り替えた

[3.14 ルヴァン杯グループA第2節 FC東京1-0新潟 味スタ]

 チームを救う劇的ゴールに、指揮官も賛辞を惜しまなかった。采配が的中する形となり、後半25分にピッチに送り込んだFW久保建英が決勝点。「使ってくれる監督の期待に応えることができて良かった」と久保が話せば、長谷川健太監督も「今日はなんとかこじ開けていこうという話をしていた。よく建英があの場面で決めてくれた」と感謝した。

 スコアレスで迎えた後半31分、FWディエゴ・オリヴェイラが落としたボールを受けた久保はドリブルでPA内に進入。「自分の得意なコース」と迷わず左足を振り抜き、ゴール右隅に突き刺した。これが記念すべきトップチーム初ゴール。さらに、大会最年少得点を16歳9か月10日に塗り替える歴史的なゴールとなった。

 交代時、久保を最前線やトップ下ではなく、右サイドハーフで起用した長谷川監督は「サイドハーフでいいアクセントになってくれたと思っている。狙い通り得点を取ってくれた」と活躍を手放しで称えると、「あの状況で出てきてゴールを取れるあたりは大した選手だな」とそのスター性にも唸った。

 長谷川新体制でこれが待望の公式戦初勝利。チームを救った16歳のエースに目を細める指揮官は「まだまだ足りないところもある。それを試合やトレーニングで磨いて、一回りも二回りも大きな選手になってほしい」とエールを送った。

(取材・文 佐藤亜希子)
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