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加入8年目で初戴冠…FC東京主将MF東慶悟が優勝インタで涙「去年悔しい思いをして…」

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FC東京のMF東慶悟

[1.4 ルヴァン杯決勝 柏1-2FC東京 国立]

 加入8年目でようやく掴んだ初タイトル、主将の目には涙が浮かんでいた。FC東京のMF東慶悟はルヴァン杯決勝の試合後、テレビインタビューで「もう、本当嬉しいです」と喜びをかみしめた。

 新型コロナウイルスの打撃を受け、開幕直後から約4か月間にもわたる中断を強いられた2020年のJリーグ。最後に笑ったのは11年ぶり3度目のルヴァン杯制覇を果たしたFC東京だった。

 2020年1月28日のACLプレーオフで全クラブに先駆けて公式戦がスタートし、ルヴァン杯決勝の延期で最終戦は21年1月4日。U-23チームのJ3リーグ戦辞退、度重なる日程変更で厳しい過密日程となったACL、DF室屋成やMF橋本拳人といった主力の海外移籍、エースFWディエゴ・オリヴェイラの負傷離脱などさまざまな壁が立ちはだかったが、激動の342日間を走り抜いた先に大きな歓喜が待っていた。

 主将の東にとっても厳しいシーズンだった。開幕前には左眼の負傷で出遅れ、リーグ戦再開直後のJ1第6節の札幌戦で右第五中足骨骨折の重傷を負ってプロ入り後最長の約4か月にわたる長期離脱。優勝を逃した昨季最終節の悔しさを挽回すべく臨んだシーズンだったが、リーグ戦ではチーム・個人共に満足いく結果は得られなかった。

 それでも最後に流したのは嬉し涙だった。「去年悔しい思いをして、特別な思いがあったし、個人としてもタイトルを取れてなかったので、みんなのおかげで取ることができてよかった」。目を赤くしながらインタビューに応じた主将は「まだまだこれからスタートできるように、FC東京をもっともっと強くするために頑張っていきたい」と噛み締めるように話した。

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