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準優勝に悔しさ滲ませたC大阪MF乾「結果がすべて」

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セレッソ大阪MF乾貴士

[10.30 ルヴァン杯決勝 名古屋 2-0 C大阪 埼玉]

 1万7933人が詰め掛けた埼玉スタジアム。ファン・サポーターの後押しもあった。しかし、準優勝に終わったことでセレッソ大阪MF乾貴士は「申し訳ない気持ちでいっぱいです」と唇を噛んだ。

「守備を重視した戦い方をしてきた」。今季18試合のクリーンシートを達成し、現行のJ1最多記録を更新した名古屋は、この日も堅固な守備を築いてきた。C大阪は徐々にボール保持率を高めながらも、粘り強い対応に遭って決定機を生み出すには至らない。

 そして、前半をスコアレスで折り返すと、後半開始早々の同2分にセットプレーの流れから先制点を奪われてしまう。ここから、名古屋の守備はより固いものになった。

「早い時間帯で点を取らないと、ああいう戦い方になってしまう」

 ボールは保持するが、簡単にはPA内へ侵入できず。逆にカウンターからゴールに迫られる場面を作られてしまう。名古屋守備の攻略に苦しんで試合が進むと、後半34分には追加点を決められて万事休した。

 0-2の完封負け。「悔しい思いと、出れなかった選手や応援して下さったサポーターの方に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と声を落とし、「結果がすべて。勝ち切れなかったのが自分たちの弱さ、自分自身の弱さだと思う」と続けた。


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