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17歳DF西村活輝がトップデビュー…37歳MF城後弾で先制の福岡、鹿島に追い付かれるも後半AT決勝弾で劇的勝利

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[4.19 ルヴァン杯GL第4節 福岡 2-1 鹿島 ベススタ]

 YBCルヴァンカップ2023は19日、グループリーグ第4節を開催。グループDではアビスパ福岡鹿島アントラーズが対戦し、福岡が2-1の勝利を収めた。

 ホームの福岡はトップチームデビューとなる、U-18所属の17歳DF西村活輝を先発に抜擢。また、来季加入内定が発表されている、福岡大在学中のMF重見柾斗もスターティングメンバ―に名を連ねた。一方、アウェーの鹿島は19歳DF溝口修平や20歳MF舩橋佑、大卒ルーキーのFW師岡柊生らが先発起用された。

 前半14分に試合を動かしたのは福岡だった。重見、MF金森健志とつなぐと、スルーパスからPA内に走り込んだのは37歳のMF城後寿。福岡一筋19年目のバンディエラは、寄せてきたGK沖悠哉よりも先に触れてゴールに流し込み、スコアを1-0とした。

 前半23分には17歳の西村が好機を迎える。左サイドのFW佐藤凌我の折り返しがこぼれると、フリーで反応。しかし、左足から放ったシュートは、カバーに入ったDFキム・ミンテにブロックされてネットを揺らすには至らなかった。

 すると、前半31分、右サイドからDF広瀬陸斗が送ったピンポイントのクロスをファーサイドのFWアルトゥール・カイキがヘディングで叩き込み、鹿島が試合を振り出しに戻した。

 1-1のまま後半を迎えると、福岡は西村に代えてFWルキアンを投入。ともに選手交代を行うなど、流れを引き寄せようとしたものの、なかなかスコアは動かず。しかし、同アディショナルタイム、MF中村駿が蹴り出したCKをフリーとなったFWウェリントンがヘディングで叩き込み、福岡が2-1の劇的な勝利を収めた。

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