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鹿島が異例の選手変更もルヴァン杯GL突破に望み!! 柏は拓殖大DF関根大輝がJデビュー

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試合前の整列には参加していたFW知念慶(後列左から2人目)

[5.24 ルヴァン杯D組第5節 鹿島 1-0 柏 カシマ]

 ルヴァンカップは24日、グループリーグ第5節を行い、鹿島アントラーズ柏レイソルを1-0で破った。鹿島はキックオフ直前、先発予定のFW知念慶が突如負傷し、急遽メンバー入れ替えを強いられるという異例のアクシデントに襲われたが、接戦を制して決勝トーナメント進出の可能性を残した。

 鹿島はキックオフ直前、知念が身体に刺激を入れるためジャンプした際に左ふくらはぎを負傷。西村雄一主審がキックオフを一旦取りやめ、当初ベンチ入り予定だったMF藤井智也が急遽ウォーミングアップを行い、代わりにピッチに立った。そのため、キックオフが約5分間遅れとなった。

 試合はJ1リーグ戦とは異なるメンバーが数多くピッチに立ったため、立ち上がりから拮抗した展開。それでも徐々に鹿島が主導権を掴むと、後半19分には当初登録メンバー外ながらアクシデントを受けて急遽メンバー入りしたMF松村優太をピッチに送り出し、攻勢を仕掛けていった。

 すると松村を投入した直後の後半23分、鹿島はMF荒木遼太郎の左CKにDF昌子源が競り合い、ペナルティエリア内にボールを残すと、いち早く反応したMFアルトゥール・カイキが右足一閃。豪快なボレーシュートを突き刺し、先制点を奪った。

 その後は冷静に試合を運んだ鹿島がリードを守り切り、勝ち点3を獲得。グループ2位に浮上し、最終節での決勝トーナメント進出に望みをつないだ。なお敗れた柏はこの日、拓殖大在学中の特別指定選手DF関根大輝(20=静岡学園高出身)がフル出場でJリーグデビュー。クロスの精度には課題を残したものの、積極的なミドルシュートや守備の対人対応で存在感を発揮していた。

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